こんばんは。

 

多忙極めた1週間も無事終了。

間もなく始まるアジア杯の開幕カードを観ながら寝落ちし、週末はゆっくり過ごしたいものです。

 

日付変わってしまいましたが、本日はセンター試験…ではなく、共通テストですね。

流石にこの時間、又は試験会場に行く前にこの記事を読まれている方はいらっしゃらないでしょうが、もしいらっしゃるとしたら、その心の余裕は大事です(笑)

 

流石に共通一次時代ではないですが、センター時代に受けてから今年で丁度四半世紀。

 

その後、学生時代は塾の講師や家庭教師をしていたので、もう少し試験との付き合いが有りましたが、共通テストになって一気に難易度が上がった様ですが、それでも、上位学校、学部を狙うには、8割、9割ノルマの方も多いでしょう。

 

どうしても、何点取れるかより、失点をどれだけ抑えられるかのマインドで試験に入ってしまうかと思いますが、余程好調で無い限り、1,2教科は失敗することは有りますし、逆に1,2割はハマることも有ります。

 

私も現役時代、うろ憶えですが、初日早々に英語と日本史でしくじり、初日で完全に終わったと絶望し、本当はやってはいけない、予備校の速報で自己採点をしたら、この2科目は案の定の結果だったものの、国語が想定外の満点近くで何とか首の皮1枚繋がり、2日目は持ち直して殆ど失点せず、何とか勝ち負けになるところまで戻しました。

 

昔より試験時間も今は長丁場なので、入れ込み過ぎて入ると、午後、特に2日目はバテると思いますし、ましてや今は2日目に理系科目ですから、2日目勝負の方は、1日目は多少落としても致命傷にならないという気持ちで、寧ろ1点ずつ積み上げる快感と共にリズムを作って行って欲しい…と講師時代は言っていた記憶が有りますので、ナニハトモアレ、悔いのない様に頑張ってください。

 

それでは、本題。

 

明日は京都3Rにレッドクレメンスが出走しますが、もう1頭、中山メインのニューイヤーSにモントライゼが出走します。

松永幹夫厩舎らしく、2023年は充実期の5歳にもかかわらず僅か5戦、ビジョンなきローテが続きますが、今回はようやく、個人的に希望する番組への出走になります。

 

 

 

23/11/5  松永幹厩舎
5日の福島競馬では出たなりのポジションから脚を溜めるも、直線に向いてからも目立った脚を使えず15着。「春の福島開催で悪くない走りができたので、同じように脚を溜めつつ良さを見せたかったのですが、全くでしたね…。ジョッキーに話を聞くと『道中、直線と正直、全くファイトするところがありませんでした。それでいて直線は自分から止まろうとしていて、今日に関しては気持ちの面で乗り切れなかった印象です。何とかこの馬の良さを引き出したかったのですが、申し訳ございません』とのことで、今日は気持ちの面で走れなかったようです。良くない競馬になってしまい申し訳ない限りです。非常に悩ましい限りですが、何とかキッカケを掴めるようにしていきたいです」(松永幹師)6月以来の競馬となり調教段階で幾分馬体に余裕がある状態でしたが、春の福島開催では4着と悪くない走りをしてくれたので、同条件での前進を期待して送り出しました。ゲートを出たなりに溜めて運びましたが、気性面で走る方向にスイッチが入らなかったのか、最後までピリッとせず見せ場を作ることができず、悩ましい内容、結果になってしまいました。この後はレース後の状態や番組を見ながらどうするか判断していきます。

23/11/8  松永幹厩舎
8日は軽めの調整を行いました。「先週の競馬は申し訳ありませんでした。今回戻ってきてからは非常に落ち着きがあっていい状態に思えたのですが、馬場入りのときから大人しいくらいで、レースでも最後までガツンと来るところがなく終わってしまいました。賞金的に目標を定めづらいため、いったん放牧に出してまた節を空けて次走に向かう予定ですが、今回のレース内容と結果を踏まえ、次は調整方法をいろいろ変えてみることも考えています」(松永幹師)近日中にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

23/11/11  NFしがらき
10日にNFしがらきへ放牧に出ました。

23/11/14  NFしがらき
軽めの調整を行っています。「先週こちらへ到着しており、ここまでウォーキングマシン中心の調整で馬体チェックを行っています。今のところ目立ったダメージはなさそうなので、このまま少しずつ動かしていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

23/11/21  NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間から周回コースと坂路での騎乗調教を開始しました。坂路では現在ハロン16~17秒ペースで軽めに乗っていますが、動かした感じなどは特に問題ありません。徐々に乗り込み量を増やしていきたいと思います」(NFしがらき担当者)

23/11/28  NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間から坂路ではハロン15秒ペースも取り入れています。トレッドミルも併用しつつまだリフレッシュの位置付けですが、ここまで順調に本数を増やすことができていますね。このまま緩めずコンスタントに動かしていきます。馬体重は546キロです」(NFしがらき担当者)

23/12/5  NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は坂路を1日2本上がるなど、先週よりもさら本数を増やしながら調教を行っています。すでにハロン14秒まで脚を伸ばしていますが、ここまで堪えた様子もなく順調に来ていますね。馬は元気で疲れなども見られず、厩舎サイドとも移動時期の相談をしているので、しっかり動かしながら態勢を整えていきます」(NFしがらき担当者)

23/12/12  NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は先週よりもさらにペースを上げ、坂路ではハロン13秒まで脚を伸ばしています。馬は相変わらず元気ですし、順調に調整が進められていますね。年明けの競馬が目標になると思うので、このまま移動に向けてしっかり動かしていきます」(NFしがらき担当者)

23/12/19  松永幹厩舎
19日に栗東トレセンへ帰厩しました。「この中間も引き続きハロン13秒ペースを交えながら動かしてきましたが、本日の検疫でトレセンへ移動させることになりました。特に疲れなどもなく、いい状態で送り出せたと思います」(NFしがらき担当者)

23/12/20  松永幹厩舎
20日は軽めの調整を行いました。「火曜日に無事帰厩しており、さっそく今日から軽く乗り出しています。番組についてはこのタイミングで距離を延ばしてみようと思い、年明けにある中山のマイル戦を目標にしていくつもりで、週末くらいから時計を出す予定です。前走時が馬場入りからおとなしすぎた印象だったことを踏まえ、今回はメンコを外したりするなど、気持ちを入れてピリッとさせたいですね」(松永幹師)1月13日の中山競馬(ニューイヤーS・芝1600m)に出走を予定しています。

24/1/4  松永幹厩舎
3日は栗東Pコースで追い切りました。4日は軽めの調整を行いました。「昨年は12月23日のポリトラックで84秒7-11秒3、そして28日に79秒7-11秒6という時計を出すなど帰厩から順調に立ち上げることができています。そのまま無事に年末年始を過ごし、今週は水曜日に追い切りを行っています。ポリトラックで全体82秒3、ラスト1ハロン11秒3という計測で、しっかりと一杯に追って力強い動きを見せてくれました。追い日以外はCWコースで普通キャンターを乗るなど、今回は調整方法も変えているので、馬の行く気をもっと引き出せるようこのままあと1週仕上げていきます。今回の鞍上は石橋騎手に依頼をしました」(松永幹師)13日の中山競馬(ニューイヤーS・芝1600m)に石橋騎手で出走を予定しています。

24/1/8  松永幹厩舎
13日の中山競馬(ニューイヤーS・芝1600m)に特別登録を行いました。同レースはフルゲート16頭のところ、本馬を含めて19頭の登録があります。

24/1/10  松永幹厩舎
10日は栗東Pコースで追い切りました。「今朝はダートコースでじっくりハッキングを行った後、ポリトラックコースで追い切りを行っており、全体が76秒8、ラスト1ハロンは11秒7を計測しています。終いまでしっかりとした動きで、馬にも前向きさが出てきていますし、体つきも以前に比べてすっきり見せるようになってきました。今ならマイルでもこなせるはずなので、ここで変わり身を見せてほしいと思います」(松永幹師)13日の中山競馬(ニューイヤーS・芝1600m)に石橋騎手で出走を予定しています。

24/1/11  松永幹厩舎
13日の中山競馬(ニューイヤーS・芝1600m)に石橋騎手で出走いたします。

 

なかなか絞れない馬体重に加え、メンタル面での課題も指摘された前走の福島芝1200m戦。

 

2歳時から言っていますが、ダイワメジャー産駒は、仕上がり早で2歳時はスピード任せの競馬が出来ますが、3歳、そして古馬になるに連れ、トモが立派になり過ぎ、それに後躯が耐えられなくなり、故障やスピード競馬への対応が難しくなる傾向に有る中、同馬はその典型例と言って良いでしょう。

 

ダート調整も失敗しましたが、個人的には今の状況でならもう1度…という気持ちも有りますし、それより前に常套手段としては距離延長、どうして今まで1200mに拘っていたのか、メンタル面を加味しても個人的には大いに疑問でしたし、中山の急坂、特に冬場の馬場は絶好の舞台であるのに、何故今まで…という気持ちでしたが、ようやくこの舞台を使ってくれました。

 

コンディション的にも近走で最も良い状態で出られそうで、これなら…というところで、この馬は本当に持っていないと思うのが、いつも枠順に恵まれず、まさかの1枠1番…

 

出して行っても展開的にも、馬の先を考えても全く良いことがないだけに、番手、中団でどれだけ我慢し、直線スムーズに外に出せるかが課題になりますが、この馬、この血統の特性を活かすなら、早い脚が無い分、後ろからではなく、好位抜け出しに拘って欲しい気持ちが有りますから、何とか勝負どころから前を射程圏に入れられる競馬をして欲しいところ、その為の距離延長でも有りますからね。

 

人気は全くないですが、年明け初戦、何とか今年こそ復活を期する1年にするために、少しでも前進が見られたらと思います。

 

それでは、良い週末を。

そして、受験生の皆さんは、悔いのないよう、頑張ってください!!