明日の小倉12Rに出走するヴェラブランカは5枠9番に決定。
専門誌の予想等は見ていませんが、おそらく重い印が並んでいることでしょう。
前売り開始直後ですが、圧倒的1番人気ですし、最終オッズも単勝2倍を切るかどうかになるのではないでしょうか。

+30kgの太目残りの中の圧勝から叩き2戦目。
現級実績馬こそいるものの、強そうな降級馬が見当たらず、相手関係もこの時期としては恵まれたと言って良いですし、クロフネ産駒の同コース実績も、ここ3年で勝ち鞍なら1位と悲観する要素は無いですからね。
血統面も含めて、妥当な人気だと思います。

ただ、悲観する要素は決して少なくはないかと。

まずは、ヴェラブランカの前走体重は530kg、輸送と叩かれた効果で今回は多少は絞れるでしょうが、それでも10kgも減らないでしょう。
このコースでの520kg以上の馬体重の馬の勝ち鞍は過去3年で僅か1勝、単勝回収率3%と酷い成績です。
大きい上に跳びの大きい同馬にとって、あまり好ましい条件で無いのは明らかで、同産駒のフラムドパシオンが負けたことが、頭の中でフラッシュバックしたりします。

次に相手関係。
確かに恵まれはしましたが、気になる相手は3頭います。
まずはトウカイセレブ。
基本的にはヴェラ同様湿った馬場が得意なキンカメ産駒でしょうが、内からロス無く競馬が出来ることと、減量騎手を起用していることで、ヴェラが好位を取り切れなかった時、勝負所でスムーズさを欠いた時、前で粘られる危険性がかなり高いのではないかと。
次にアマゾネスバイオ。
このクラスの安定株で、昨年の小倉では、後方からマクる競馬でかなり強い2着が2回。
前走の負けは湿った馬場でのもので、良馬場に戻る今回は好走必至でしょう。
ヴェラ以上の巨漢馬故のマクり競馬、キャラも被るだけに、競馬も被らないことを祈ります。
最後にエリモエポナ。
3歳でフィリーズレビューでは一発狙いの対抗印を打つ程愛着のある馬です。
好時計の未勝利勝ち以来良いパフォーマンスを見せていませんが、能力的に距離延長で一辺が充分考えられますし、私的には1番怖いかなと。

後は初戦で大失態を演じてくれた鞍上の不安が…(^^;

でも、こうやって1頭1頭分析していくと、やっぱり穴が1番少ないのはヴェラブランカかなと心の奥では思っています。
今年の秋へ向けての夢をできればまだ見ていたいので…ここは無事通過して欲しいですね。
出走は16:50、墓参り帰りに中山寄れるかな(笑)