子供の身体を考える会。 運動強度のこと
質問です。
基礎がない身体で強度の高い練習をする。
基礎がある身体で強度の高い練習をする。
どっちが身体の負担が大きいでしょうか?
強度が強いトレーニングは、怪我のリスクは多くなるのはわかると思います。
学校での部活動やクラブチーム、スポ少の練習でも、練習強度が強いことや練習時間が長いこと、練習の量が多く、身体の負担が多く、疲労が溜まり怪我が増えるといったことがあります。
そんなことから最近では、練習の量を少なく、時間を短くなんて言われるようになりましたね。
本当に、そのようなことで怪我のリスクは減るのでしょうか?
一番の問題は、基礎がない状態で練習をすることです。
身体の基礎がない状態で強いトレーニングをすれば身体は悲鳴をあげます。
基礎となる土台がしっかりしてなければ当然のことです。
基礎とは何でしょうか?
それは、骨のポジション(姿勢)、力の方向、身体の使い方です。
この基礎となるトレーニングを小学生のうちからしたいのですが、ほとんどができておらず、姿勢が崩れ、チカラに頼り、身体を壊してしまっています。
基礎ができてこれば、長い間でも動くことができ、強度が強くなっても、それだけ耐えれる身体になっています。
基礎があることで練習が効率よくできるようになるのです。
ジュニアスポーツでは、基礎となるトレーニングを時間をかけてすることが大切になります。
練習のほとんどを、骨のポジション(姿勢)を作ること、力の方向や身体の使い方(身体動作)を中心にして、強度の強い練習は、ほんのちょっとでいいと思います。
強度が強い練習を本格的に取り入れていくときは、基礎ができてからですね。
★出張スポーツ指導★
トータルボディーサポート
ジュニアスポーツに必要な基礎を中心にトレーニング指導をします。