曲との出会い
人との出会いも運命的なものを感じるけど、
曲との出会いも運命的なものを感じる。
お袋が亡くなって、何故か?
ビル・エバンスの亡くなる2年ほどのトリオの
演奏をよく聴いている。
死を覚悟したエバンスの美しく、力強い演奏は、
生きることの本源を教えてくれる。
人はどう物事に向き合うのか?
それが演奏に込められている。
生きることの意義が伝わる。
死を覚悟した人は、悲惨な曲ではなく、
より崇高な美を目指して、作品を演奏しようとするのか?
美しい!
話しは脱線するけど、WowowのライブでUverWorldが言っていた。
映画を観て感動しても、何回か観るだけだけど、
曲は、本当に際限なく、聴きまくる。
こんな事は、音楽にしかない。
正に、その通り!
これが音楽が持っている魔法なんですよ。
ジャンルに拘らず、とにかく、良い曲に巡り会える。
それが、人生を豊かにしてくれる。
ビル・エバンスはキーストン・コーナーの演奏後2週間で
亡くなるわけですが、
この演奏を聴いた人は、頑張って生きようと思うでしょう。
それだけ、生きる素晴らしさが伝わる作品です。