リバイバル69というクラシックロック好きでないと絶対に楽しめない映画を観てきた。
この映画を楽しめる人
・ビートルズ好き(しかもジョン派)
・50sロック好き
・このコンサートの存在を知っている
全部私なんだが…(笑)
ジョンレノン派というかビートルズは4人とも好きだ。
えっと、どっから書けばいいのかわからないけれど…
1969年にトロントで開催されたこのコンサートは今で言うところの所謂フェスだ。
50年代に活躍したロックンロールのオリジネーター。ロッカー。
そして、1969年人気を博していたアーティスト。ドアーズやシカゴ。ドアーズがトリだ。新人のアリスクーパー。
それからそれから、ビートルズのジョンレノンである。
ジョンレノンがビートルズが解散直前。アビーロードを作った1ヶ月後。発売直前である。
ジョンレノンはソロでもシングル、平和を我等にをこの時点で発売している。
ジョンレノンの出演がこのイベントのハイライトであって映画でも大々的に取り上げられている。
私はティーンの時代にこのコンサートの映像をビデオで見た。
このビデオもジョンレノンをフィーチャーしていてその他の出演者は1曲だけであった。
しかし、チャックベリーも出演していたのだけれども、衛星放送でチャックベリーのこのライブ映像を全編放送していてそれも私は見ていて録画もして、ここからチャックベリーが大好きになった。
チャックベリーのこのコンサートでの好きなところ
・笑顔で楽しそうに演奏している
・バンドとチャックベリーとの相性がいい
・チャックは力を入れずに飄々とやってのけている
・チャックベリーは手足が長くライブ中のパフォーマンスも充分楽しめる。そして、笑える
私は昔から疑問に思っていた事があって、今回映画館で観たこの映画の中でその疑問が払拭された。
このライブでチャックベリーと一緒に演奏していた白人ミュージシャンのインタビューがあったのだ。
この白人ミュージシャンでドラマーなのだけども、凄く笑顔で演奏していた。
私はティーンの時何でこの人はこんなに笑顔なのだろうと思っていた。陽気な人なのだろうか…
しかし、このチャックベリーの演奏はぶっつけ本番でドラマーのこの白人は全く知らない曲を叩いている訳で、チャックベリーを見ながら合わせて演奏している。
そりゃ笑うわw
それから、そのドラマーは段々と感じを掴んでいきいい演奏になっていったのだ。だから、チャックもノリに乗って↑で書いたように楽しそうに演奏している訳だ。
そして、私もチャックを好きになった訳で
四半世紀の疑問というかおやって言うのが解消された。
その他にも疑問はあって、リトルリチャードのパフォーマンス時になぜこんなに暗いのかとか。(笑)
なぜバイカー達が大勢いたのかとか。
などなど…
この映画を観て大変に良かった。
それは私の人生的にもである。
興味ある方は是非。