日 付:2025年11月30日(日)
船 宿:久比里山下丸
実 釣:7:40~14:30
天 候:晴れ、北風2~4m
座 席:左舷ミヨシ2番(乗船26人ぐらい)
釣 果:カワハギ23枚(竿頭は42枚)
タックル:極鋭カワハギEX AGS ZERO、ベイゲーム151DH、PE1.0号
極鋭カワハギEX AGS MC、ベイゲーム151DH、PE1.0号
極鋭カワハギレッドチューンN-SF、ベイゲーム151DH、PE0.8号
金剛激かわはぎ178TZ 激先調子、ベイゲーム151DH、PE0.6号
仕 掛:オモリ30号、3本針仕掛け、ダイワスピード7.0号、ネオフック4号、がまかつ速攻4号、くわせライト4.5号
んでもトモはガラガラ![]()
さて、皆さんならどこに釣座構えますか?!
私は悩みに悩んだ末に司郎船長の船の左ミヨシ2番に着座。
せっかくトモが空いてたんですが、当日は北風の上潮、それも釣り場は潮が速い鴨居沖が予想されますので、ミヨシ突っ込みは必至。
鴨居なら潮先有利かなと思った次第です。
当日の潮汐
出船前の風景
やはりシーズン真っ最中の山下丸、満員御礼です🈵
それで、私の釣座のそばには猛者の皆様が!
(予想はしてましたけど
)
お隣の左ミヨシは荒井さん(ダイワテスター荒井良乃介さんのお父様)。
右ミヨシから凄腕女性アングラーのハルさん、右ミヨシ2番にはシマノテスター佐々木さん。
左から荒井さん、佐々木さん、ハルさん
でも名手の皆さんに近いということは、自分の釣りが合っているのかどうなのかすぐに答え合わせができるということでもあり、修行には持ってこい、トモ取らなくて良かったです![]()
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いつもながら前置き長くなりました。笑
実釣ですが、船は予定通り鴨居沖へ。
鴨居ならと、N-SFの宙でスタートしますが、思ったよりずっと深くて水深30mライン。
潮も重めでちょっとかったるい宙の誘い、1投目からアタリでて何とか掛けましたが・・・
他の餌は結構やられてますね
普通、釣れたら竿変えるようなことしませんが、この時は速攻で極鋭ZEROにチェンジ。
ZEROの方が穂持ちが強くて、深場の宙ならこれって感じです。
ZEROのチョイ宙でも問題なく釣れてくれて、1流し目で3枚
思惑通り船はミヨシ突っ込みで、どちらかと言えば左舷ミヨシ。
はい、大好きな潮先の釣り![]()
次の流しも良くて、釣れるのは朝のうちだけだろうからここは集中して宙の釣り。
私的には今シーズン一番深いポイントですが、宙で誘っていると問題なくカワハギの寄り(カサカサ)が感じられて、そのまま焦らして焦らして本アタリに持っていく大好きなパターン![]()
この時間はダブルもあって好調!
鴨居の美ハギ
うーん、楽しい!!
そんな感じで、9時過ぎで9枚
(ホウボウもかなり混じりましたw)
周りの名手の皆さんの釣れ方見ても、この時間は同じようなペースで釣れていましたのでやってることは合っていたかなと思います。
ただ、このぐらいの時間から潮が徐々に緩んできて、カワハギのやる気満点の食いも一段階ぐらい落ちた印象。
お隣の荒井さんはこの時間からオモリを底に着けた釣りで好調に釣られていて、宙だと魚が追いきれないのかも??
まだまだチャンスタイムの潮先時間なので、釣果だけを求めるなら宙でネチネチ粘って長めに止める(あるいはゼロテンで待つ)か、キャストからの中オモリの釣りに移行するのが私の定番パターンですが・・・
ここで私は竿をチェンジ!
極鋭カワハギ EX AGS MC
実は、最近新しい竿を買いまして・・・これを使って見たかったんです![]()
購入のきっかけはZEROを折ったことで、新しい竿買うなら何かな~?っと考えていたところ、一番に頭に浮かんだのがKKO2次予選でダイワの宮澤さん・増澤さんが使っていたこの竿(MC)。
ZEROはとりあえず修理して使えているので新しい竿買わなくても良かったのですが、前回のカワハギ釣りで同船したコテツさんにMCの実物を触らせてもらったこともあって、めちゃくちゃ欲しくなり無事に散財w
渋い状況での釣り、オモリを底に置いた釣り、、、最近課題に感じていた自分の弱い部分、普通なら釣り方でカバーしていくべきところですが、竿に助けてもらおうという甘えた考えですね![]()
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さて、その竿にチェンジした10分後。
無事に1枚釣って入魂!
その後もMCで釣って、
10時過ぎまでに12枚
ちょっと感動だったのがこの魚
いわゆる「目感度」を増幅させるという竿なだけあって、お手本のような穂先の揺れからゲッツ!!
この時は手にはアタリを感じておらず、自分の苦手な目感度アタリを大きく出してくれるのはありがたい![]()
ただ、やっぱり初めての竿ということもあって、その後好調に釣れるかと言うと、潮止まりに近づいて魚の活性が下がっていくと共に、順調に釣れなくなっていく私w
この時間、振り向くと佐々木さんは魚掛けているような状況で、私は釣りが合っていないことは明白ですが。。。
ここで簡単に竿を変えたら、MCとは仲良くなれない![]()
ということで、「釣果を伸ばす」よりも「釣りの選択肢を広げるためにMCで頑張る」ことを選択した私。
その後は順調に外道のアタリを楽しみますwww
ベラ~
ベラベラ~
ベラベラベラ~![]()
っておい!笑
いくらなんでもベラ過ぎます![]()
カワハギの釣果の方はマジで急ブレーキがかかり外道ラッシュ。
パッと見、尺ハギに似てる・・・マトウダイまで![]()
それで、あまりにも釣れないので一回気分転換にサクラ激に持ち替えたりもしますが、佐々木さんのように繊細なカーボン使いが出来るわけでもなく、激では追加無し。
まあ、ある意味得意な釣りも試してみてダメなことが確認できたので、安心してMCに戻して修行あるのみ。
最初は集寄付けたMCの釣りをやってみたりもしましたが、もともと集寄の釣りは出来ないので、中オモリオンリーでひたすら目感度アタリを取りに行きます。
慣れてくると、MCはN-SFよりも穂持ちが硬い分誘いは入れやすく、深場でのチョイ宙も可能。
特にチョイ宙は、使っているうちに段々手に馴染んできたような??
(釣れてませんけどw)
そんなこんなで、MCと外道と戯れながら完全に止まってしまった私、10時過ぎから13時までの間で3枚しか釣れず、成人釣果も危ういところでしたが!?!?
13時過ぎにやっとカワハギの顔見れて16枚
これで息を吹き返し、その後はなんとなく釣れるようになり・・・
14時頃から下げ潮が流れ始めると、潮ケツではあるのですがアタリ出せるようになり連チャンも!
下げ潮の恩恵で14時過ぎに滑り込み20枚
その後も営業カワハギに癒されて、ブザービートの魚も◎
最終釣果は23枚
お隣の荒井さんとほぼ同数まで持って行けたので、左舷では頑張った方でしたが・・・
トップはやはり佐々木さんがなんと42枚!
凄すぎます![]()
佐々木さんのお隣のハルさんも30枚と好釣果。
状況的には、12時ぐらいまではずっとミヨシ突っ込み、どちらかと言えば左舷ミヨシ気味だったので、釣り座の優劣は私と佐々木さんで比べると全く無いに等しかったです。
そんな状況でしたが、佐々木さんは潮が緩くなってきた9時過ぎから連発含みで凄かった。。。
聞いたところ、チョイ宙でかなり釣ったようですが、上の方でしっかり餌を見せるけど、喰わせるのは下に持っていったとのこと。
(もちろん得意の横の釣りでも釣っていました。)
繊細な釣りが求められるカーボンロッドで、お見事な釣りでした。
自分はこの日の状況で40枚釣るイメージは出来ないけど、佐々木さんの7割ぐらい、、、この日だったら30枚ぐらい釣れるようになりたいです![]()
釣果だけ見ると竿頭との差がありすぎて惨敗な釣りですが、新しい竿で何枚か釣れたのと、名手の皆様と近くで釣り出来たので楽しかったです!
(お隣で釣らせていただいた荒井さん、ユーモアもありつつとても紳士的で、ファンになっちゃいました
)
カワハギ釣りは釣り方も千差万別で、名手の皆様があの手この手で魚を釣っていくのが本当に面白いですね。
これから場数を踏んで、MCも使って新たなカワハギ釣りの一面が覗けたら良いな・・・
修行は続きます!





















