④本人の意志

これは難しい。

不登校の息子が、すんなりと山村留学に行くはずがありません。

そこで、何か、アイデアがないか、散々考えました。

息子は、海水浴が好きで、毎年、海水浴に行っていました。

なので、山村留学説明会の次の週末に急遽、息子に「海水浴に行こう。」と誘いました。

7月8日、9日、10日の3日間。休みをとって、

少し早い夏休みです。

自動車に息子を乗せて延々、10時間かかて、島根県の海岸に着きました。

 

 

夏の日本海。晴天でよかった。

青空と透き通った海。

 

砂浜を走り回ったり、飛び込んで、平泳ぎ。

海水浴を楽しみました。

こんなに海が綺麗だとは、思ってもいませんでした。

連れて来て良かった。

 

スッキリした後、息子に本当の目的を伝えました。

渋々、次は、合宿場に向かいます。

大田市山村留学センター

 

 

 

 

グネグネした山道を30分ぐらい登ってやっと到着。

山の中に立つ合宿所です。近くにコンビニも民家もありません。

逃げられない場所です。

広い合宿所には人気がなく、玄関から大声で「すみません。どなたかいますか?」

すると若い大学生らしき人が現れました。事情を説明して中を案内してもらいました。

山村留学生はすでに夏休みで実家に帰っていて、誰もいませんでした。

広い大広間、大浴場、勉強部屋など見せてもらいました。

キッチンも広く、食事の用意は地元の人が作ってくれるそうです。

夏合宿は山だけでなく海も行って海水浴場もするそうです。

息子も合宿所を見て納得したようです。

 

合宿所を後にして、せっかく島根に来たので、出雲大社に参拝しました。

 

 

 

縁結びの神様で若い女子に人気のスポットです。

息子の不登校が治りますように神様にお祈りしました。

帰りの車の中で、息子に、「夏休み林間学校に行かないか?」との問いかけに「行ってもいいかな」と言ってくれました。

ありがとう😊😊

これで夏休みの山村留学合宿を決めました。

つづく