集合住宅への訪問系介護サービスの報酬減でサ高住は大わらわ!利用者にとっては吉と出るか?凶と出るか?
介護報酬の見直しが社会保障審議会で検討されている中、サービス付き高齢者向け住宅の関係者の間で注目を集めているのが、集合住宅の居住者に対して訪問介護や訪問リハビリ。定期巡回・随時対応サービスなどの訪問系介護サービスを提供する事業所が同じ建物や隣接する敷地内にある集合住宅で提供する場合は報酬を10パーセント減らすという点です。
住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅のような集合住宅に住む高齢者に訪問系介護サービスを提供する場合、移動時間なども短く効率的に回れることから、基本報酬を10パーセント減らそうという論理でなされている今回の審議。今月中には社会保障審議会介護給付費分科会で了承を得る予定となっています。
サービス付き高齢者向け住宅の多くが、建物の1階などの部分に事業所を置き、高齢者にすぐにサービスを提供できる体制を整えていますが、こうした事業所の報酬が減額されてしまうと言うのは、利用者にとってはサービスの質に繋がらないか心配なところですよね。
高齢化に伴う医療費や介護保険費の国庫負担増加を食い止め、1つの事業所がサービス付き高齢者向け住宅に住む入居者の囲い込みを防ぐ、と言うメリットもあるという議論もありますが、そもそもサービス付き高齢者向け住宅に訪問介護事業所が併設されているから安心、と入居を決めた方もいるかもしれません。
入居者がその事業所を使うつもりで入居しても、囲い込みになるのか?その判断は難しいところです。また、利用者側からしてみれば、囲い込みでもいいので馴染みの信頼できる介護スタッフさんに長くお願いしたいという気持ちもあるわけで、今回の報酬減が利用者にとっていい影響を及ぼすのか、皆さんはどう思われますか?
住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅のような集合住宅に住む高齢者に訪問系介護サービスを提供する場合、移動時間なども短く効率的に回れることから、基本報酬を10パーセント減らそうという論理でなされている今回の審議。今月中には社会保障審議会介護給付費分科会で了承を得る予定となっています。
サービス付き高齢者向け住宅の多くが、建物の1階などの部分に事業所を置き、高齢者にすぐにサービスを提供できる体制を整えていますが、こうした事業所の報酬が減額されてしまうと言うのは、利用者にとってはサービスの質に繋がらないか心配なところですよね。
高齢化に伴う医療費や介護保険費の国庫負担増加を食い止め、1つの事業所がサービス付き高齢者向け住宅に住む入居者の囲い込みを防ぐ、と言うメリットもあるという議論もありますが、そもそもサービス付き高齢者向け住宅に訪問介護事業所が併設されているから安心、と入居を決めた方もいるかもしれません。
入居者がその事業所を使うつもりで入居しても、囲い込みになるのか?その判断は難しいところです。また、利用者側からしてみれば、囲い込みでもいいので馴染みの信頼できる介護スタッフさんに長くお願いしたいという気持ちもあるわけで、今回の報酬減が利用者にとっていい影響を及ぼすのか、皆さんはどう思われますか?