TPP特別委員会で総理に質疑 | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

TPP特別委員会で総理に質疑

 

【激励と抗議が交錯】

 

 久々のメルマガになってしまいました。ようやく出番が回ってきた、TPP特別委員会での私の質疑には、皆さんから「良かったよ」という激励もありましたが、「あそこはどういう趣旨で言ったのか」というご意見もありました。質疑の持ち時間が20分ということなので、言いたいことの割に時間が短すぎて焦りもあり、とてもじゃないですが私の意をきちんと伝えることになりませんでした。しかし、私としては、これまでの事々を考えに考えての判断でした。場合によっては、私を支えてくださった皆さんの意に反するとしたら、誠に申し訳ございませんでした。


 そこで、ここに至る、経緯と私の思いを書かせていただきます。

 

 この3か月余は、自民党の小泉農林部会長による生産資材価格問題等によるJA攻撃や地方キャラバン、規制改革推進会議による全農攻撃、生乳の指定団体制度の議論、そして党の農林関係部会での対応等々、目まぐるしい動きが続きました。きちんと発言もしましたが、多くは、胸に怒りを押し込んで過ごしてきました。そして、ようやくTPPの審議が衆議院における混乱を経て参議院に回ってきました。またそこへ、米国の大統領選挙の混乱・混迷が絡んできました。

 

 そこで私は、何としてもTPP特別委員会の委員として、「日米2国間交渉は絶対に認められないこと」と「規制改革推進会議のあり方は見直すべき」だと総理にきちんと質疑したいと狙いを定めました。この1か月間、何度も質問要旨を書いて、書き換えて、を繰り返してきました。

 

 

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