【BSEと小沢無罪】 -危険で目が離せない日米首脳会談- | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

【BSEと小沢無罪】 -危険で目が離せない日米首脳会談-

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 翌25日の日比谷野外音楽堂での集会は、全国各地の、生協の組合員や、沖縄の離島の村長や、農業青年や、漁業者や、消費者代表や、タレントや、大学の教授など8人が決意を述べる形で進められましたが、広がりを持ったいい集会でした。白衣の看護師さんや医師等がデモの先頭に立ってくれたのも良かったです。


 ところで、大会中に驚きのニュースが入りました。もう収束したと胸を張っていた米国で6年ぶりにBSEの発生があったというのです。さっそく翌26日の朝から農林部会を開いて、厚生労働省や農水省等から知りうる限りの情報を求めました。そして、こうした事態の中では、

 一つは、今、食品安全委員会に諮問している牛肉の輸入基準の緩和は、安直に行うべきでないこと、ましてや、日米首脳会談で、総理が緩和を約束するようなことは絶対に行うべきでないこと、

 二つは、改めて、米国の検査体制等について現地の実態調査も含めて検証すべきであること、

 三つは、全頭検査を実施している国産牛は安全だということを示すこと、

を部会でまとめて申し入れました。


 首脳会談で、米国が関心を持つ自動車や郵政や牛肉について何らかの約束を取り付けようとしていたオバマ大統領の目算は狂ったはずです。外務省も経済産業省もあわててシナリオをつくり変えているかもしれません。


 そして26日、小沢さんの無罪判決が出ました。政局はますます混とんとするのでしょう。津波や原発の被害者の苦しみを思うと本当にこんなことをしていていいのかと、私も国会議員として申し訳ないと思います。所詮、政治も人間がやることなのです。悲しくなります。


 ただの一議員ですが、しかし一生懸命やります。