ある日、キミは僕に訴えた。

もうコソコソ人目を気にして逢うのは嫌なのと。

それには僕も大賛成。

都心(ココ)を離れて横浜(ハマ)に行こうよ。

 

元町、馬車道、みなとみらい。

休みの横浜(ハマ)は恋人でいっぱい。

僕らはちょっとアダルトな普通のカップル。

人目を気にせず休みを謳歌した。

 

楽しい時間はあっという間。

キミと離れる時間が近づく。

夢の横浜(ハマ)から現実の都心(ココ)へと戻る。

キミの瞳が強く物語る。

 

わかっているよ、そんなこと。

でも僕はどちらも選べないんだ。

妻を愛しているし、キミには恋している。

勝手だと思うだろ?

そうなんだ、勝手なんだ。

でも、どうしようもないのさ。

 

不倫の終着駅は別れと言うけれど。

妻ともキミとも別れたくない。

だから、キミを苦しめているのは僕。

 

運命論者じゃないけれど、結果がでるまで

いつまでも、ずっとこの関係を続けていたい。

優柔不断だよね。男ってヤツは。

 

 

♪♪Southern All Stars / LOVE AFFAIR // サザンオールスターズ / ~秘密のデート~ (youtube.com)

※武井咲さんと横浜の映像

 

***********************************************************

LOVE AFFAIR~秘密のデート~

 

夜明けの街ですれ違うのは
月の残骸と昨日の僕さ
二度と戻れない境界を越えた後で
嗚呼この胸は疼いてる

振り向くたびにせつないけれど
君の視線を背中で受けた
連れてかえれない黄昏に染まる家路
嗚呼 涙隠して憂う Sunday

君無しでは夜毎眠らずに
闇をみつめていたい

マリンルージュで愛されて
大黒埠頭で虹を見て
シーガーディアンで酔わされて
まだ離れたくない 早く去かなくちゃ
夜明けと共にこの首筋に夢の跡

愛の雫が果てた後でも
何故にこれほど優しくなれる
二度と戻れないドラマの中の二人
嗚呼 お互いに気づいてる

棄ても失くしも僕は出来ない
ただそれだけは臆病なのさ
連れて歩けない役柄はいつも他人
嗚呼 君の仕草を真似る Sunday

好き合うほど何も構えずに
普通の男でいたい

ボウリング場でカッコつけて
ブルーライトバーで泣き濡れて
ハーバービューの部屋で抱きしめ
また口づけた
逢いに行かなくちゃ
儚い夢と愛の谷間で溺れたい

マリンルージュで愛されて
大黒埠頭で虹を見て
シーガーディアンで酔わされて
まだ離れたくない 早く去かなくちゃ
夜明けと共にこの首筋に夢の跡
だから愛の谷間で溺れたい
...Oh...。

**********************************************************

「恋に落ちて」が昭和時代なら、平成時代を代表する不倫ソング。

LOVE AFFAIRは英語で不倫。

しかも男性視点から見た不倫です。

 

女性の不倫とは違い、そこはかとなくアップテンポで明るいのが印象的。

歌詞には男の刹那主義と優柔不断さがにじみ出ています。

 

"棄ても失くしも僕は出来ない ただそれだけは臆病なのさ"

 

"好き合うほど何も構えずに 普通の男でいたい"

 

"儚い夢と愛の谷間で溺れたい"

 

 

男は妻が絶対に嫌ならとっとと離婚するものですが、妻とは違うタイプの女性に恋していて両方キープしていたいっていうのは本能的なものでしょうか。

私も少し理解できます。