THE CLASH
1977
前からクラッシュのアルバム紹介やりたかったんだけど、ひとつひっかかってて
それは、イギリスという国がよくわからないということで
ずっと勘違いしてたことがあって
イギリスの所得税は70%くらい納めるのかと思ってたら、20%じゃん。
な~んだ、僕だって20%だよ。
なにも臆することなかったね(笑)
いまだに根強く階級制度があるらしいけどそんなとこも好きじゃない。
音楽は別だけどさ、だけどクラッシュを語るにはそういうイギリスという国のことがわかってなきゃ半分も理解できてないのかなぁと今でも思ってるんですがっ
クラッシュってバンドはイギリスで最初に正面から体制を批判したバンドでしょ?
Career Opportunitiesという曲が
写真のファーストアルバムに収録されてて対訳を一部抜粋します。
奴らはおれに、会社を紹介してくれる
店を紹介してくれる
自分たちとおなじようなものをとったほうが身のためだ
なんぞといいやがる
あんた、BBC でお茶くみやりたいのか?
あんた本気でポリ公なんぞになりたいのか?
成功のチャンスなんて
ついに出合うことなんかない
奴らが紹介してくれる仕事ってのは
みんな、あんたの成功の道から、遠ざけさせておくためのものさ
成功のチャンスなんて、ついに出会うことのないものさ
(対訳 岡田英明)
↑
さらに、過激に体制を批判する歌詞が続きます。
同時期のパンクバンドの象徴
セックス・ピストルズは未来なんかねーよ!ってアルバム一枚残して解散したけど、クラッシュはそのあとも5年間は体制と闘うんだよね。
反体制=クラッシュとは
おもっちゃいないけど
ジョー・ストラマーという人は最後までその思いを抱えながら歌ってたんじゃないのかな?
ジョー・ストラマーの伝記
660頁
3年かかって読み終わりました(笑)
イギリスはいまだにわからない国だけど
パンクロックは好きじゃないけど
クラッシュを聴くと
ジョー・ストラマーの声を聴くと
いまだに熱くなるんだよね
聖人でもないし、いろいろ矛盾もおおく抱えてたけど、もう一回ジョー・ストラマーの闘ってきた音楽をじっくり
聴いていきたいんだ。
ジョーのスピリットが欲しいんですよ
少しだけでいいから。。