Toshimitsu Kumaki
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6th

6thシングル[FADED GREY」とそのリミックス[FADED GREY 2.0」が発売になりました。
是非チェックしてみてください!

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最近ピアノを弾く機会が増えてきました。
これまでギターをずっとやってきたので、ピアノのテクニックというのは小6までに培った貧しいものだったんですね。
ここ数年ちょこちょこ弾くようになってからだいぶ自由に弾けるようになりました。
ところが最近ピアノを弾いて欲しいという機会が出てきはじめ非常に焦ってる次第です。なんせ自分の好きなものしか弾けないもので。



先日ギター+ピアノのアコースティック編成に、主にピアノで参加してきたのですが、
二日前に20枚弱の譜面と音源をもらい泣きそうになりましたw
ギターなら初見で追えるものが、ピアノでは冷汗ものです。


ところで、こうも弾く機会が増えてくると、考えるのはピアノ機材。
ピアノは自分のを持っていくのは大変なので(もちろん過去何度もありますorz )
そこにあるものを使わせてもらうことが多いのですが、
鍵盤のタッチも音色もバラバラで、大抵は満足がいかないものです。
普段は自分のキーボード(korg sv-1 88)を弾いてそれをMIDIで出して
パソコン内のプラグイン音源(Ivory)で鳴らしてるわけですが
それを最近は外でもやるようにしました。


現場にあるキーボードにMIDIを繋いでノートパソコンに入れてプラグイン音源を鳴らすと。鍵盤のタッチは最初にプラグイン内で調節します。
なのでどこへ行ってもいつも同じ自分で設定した音が出るので非常に快適ですが、
この前コンセントが抜けて周辺機器の電源が落ちてしまって立ち上げ直し、というトラブルも発生しました。



結論としては、やはりグランドピアノが一番です。

僕は普段、移動はバイクに乗ってすることが多いのですが
大きな駅のある街にはバイク専用駐車場というものが僅かながらありますが
他はほとんどありません。四輪のところには停められないし、
小さな原付ならよく駐輪場に自転車に紛れて置いちゃったりしてるのを見かけますが
僕の乗っているのは中型で一番大きいもので、大きさ的にはバイクの中でも
かなり大きい部類なのでなのでそれも無理です。
かといって路上などに置いておくともちろん駐車違反になります。


四輪はどこでも駐車場があるので、料金が高かろうが停めようとすれば問題ないですが、二輪はそのものがないのです。これは非常に困る!
最近段々増えてますが、もっと増やしてほしいものですね。
といっても余っている土地をあまり採算がとれなさそうな二輪の駐車場にしようなんて
思うオーナーはいないでしょうし、区もそんなに土地は持っていないでしょうから、
現在ある4輪の駐車場に2輪も停められるようにしてもらえた方が現実的かと思います。


バイク乗り視点から見ても、マナーの悪いバイク乗りは多いので
きちんとした環境が揃わないと、バイク自体が社会的にどんどん追いやられてしまいますね。

Twitter,Myspace,Facebook,mixiと色々登録はしているものの

しばらく使ってませんでした。あまりマメではないんですねorz



先日30歳になりました。

音楽業界に入ったばかりの十代の頃は子供扱いしかされず、はやく三十代になりたいとずっと思っていましたが、考えてみたらその頃の方が今より大人でした。歳を重ねるごとに中身はどんどん幼くなってゆく気がしているのですが気のせいでしょうか。。。



20代前半はがむしゃらに様々な音楽を広く作っていました。

20代後半になり、それまで出来なかったことをやりました。

小さい頃からずっと感覚だけで音に触れてきたので

改めて言葉としての音楽理論を学んだり、

もともと印象派的な考えで音楽を作っていたので

メロディーワーク、コードワーク、展開などの楽曲においての骨組みを根本的に見直しました。


色々やっている中で感じたことがあります。
音楽というのは基本的に人間の本能に従って成り立っているわけですが、

こうしたら誰もが心地良いだとか不快だというような、本能的な感覚を基準にしている分、ある種お決まりのパターンがたくさんあるわけですね。
だから演奏していると、無意識ながらにその感覚を満たす方向へ向かいます。

演奏する時も、呼吸をするように、流れを感じながら音を出してゆく。


人間的というのでしょうか。20代前半のある時、それに飽きたんです。



クラシックやジャズを通してずっと無意識に大切にしてきた、音楽においての感情というものを出すことが嫌になったんですね。


それ以降、演奏は出来る限り無機質で感情が見えないように、それまでの自分では弾いていても喜びを感じないようなものを中心に演奏してきました。

曲作りにおいても、感情的な部分をひたすら隠して作っていました。

それまでの感覚からしてみると音楽的ではないし、心地良くもないですよね。

もちろん演奏していて全く喜びを感じないのですが、それが心地良かったのです。

ずっと浸かっていた人間的な表現にそれほど飽きていたからです。

なので可能な限り無機質な音楽の良さを追求していました。



20代後半は、自分の中である種そんな異次元においての実験をやってました。

ミュージシャンやリスナーからは感情がないだの何だのと散々言われましたが、まぁそれは当然ですねw

しかしこの先長い音楽人生の中で、意識しない限り決して行かない方向にあえて行くということも僕にはとても大切なことでした。感情のまま演奏することはいつでも自由にできます。

誰の得にもならなさそうなそんな挑戦をやっていて感じたのは、人間らしさというものの大切さです。

もともと頭ではわかっていた当然の結論なんですが、実際に身をおいてやってみないと、人間的・非人間的のそれぞれの長所、短所は感覚的にわからないものです。



元々はすごく感情的な音を好んで出すタイプなので、多分寂しくなってきたんですね。

そろそろ感情を制限せず、本来の自分が感覚的に良いと思える次元に戻ろうと思います。

まるで何年もずっと笑わず、無表情を貫いてきたような気分です。




最近は2ndアルバムを作っています。

現在6thシングル(歌もの)が完成し、マスタリングをして頂いている最中です。

前回のマスタリングエンジニアであるイギリス人の方が亡くなってしまい、

今回はまた新たにドイツのスタジオでのマスタリングということなのですが、どんな仕上がりになるのか今から非常に楽しみです。