ケンカが下手な人

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子どものケンカは、「叩き合い→ののしり合い→いがみ合い→話し合い」と進化します。

思春期を過ぎ、自分の価値観が定まってきたり、感情のコントロールができたりするようになると、論理的に意見を戦わせることができるようになります。
ビジネスの世界では会議やプレゼンという場でこの種の「ケンカ」が毎日行われているわけです。
そこでケンカの下手な人がやってしまうのが相手を論破してしまうこと。
小さなころからのケンカの経験が乏しいので、つい相手を叩きのめしてしまうのです。ケンカの後には必ずイヤーな空気が漂います。
最終的にWin×Winの関係を築くような上手なケンカができないのです。

その点、小さなころから「上手なケンカ」を積み重ねてきた百戦錬磨の人は、最終的にWin×Winの関係が築けるようにことを運びます。ほとんど無意識的に!
必要以上に相手を責めません。引き際を心得ているので、やり合った相手にもさわやかな印象が残ります。
それこそ小さなころからたくさんケンカ経験を積んできた効能です。
そういう人こそ「できる男」と呼ばれるのです。


※拙著『男の子 育てにくい子ほどよく伸びる』の第4章「ケンカで鍛える人間関係力」から抜粋。