論理と感情。

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論理的に話すのは話し相手へのマナー。

社会性の高い場面においては論理的であることが感情的であることよりも良いとされるのはそのため。

しかし感情が論理に劣るわけでは決してない。

むしろ何かを判断しなければいけないとき、論理より感情に頼るほうが正しい場合も多い。

論理とは、その人が意識化・可視化できる情報の中でのみ展開できるもの。

宿命的に、その人の無意識にあるものや目には見えないものを勘案することができない。

だから人間は“理路整然と間違える”ことがある。

しかし感情は、本人すら気づいていないことや目には見えていないものを予め勘案して反応する。

論理が扱う領域は有限。

感情が扱う領域は無限。

扱っている情報量が論理に比べて格段に多いのだ。

これがいわゆる「頭で考えすぎてはいけない」という賢者の戒めの原理。

“Don’t think. Feel.”

自分の意識・視野の限界を知り、論理に頼りすぎないという知恵。

非常に大きな問題を抱えているときこそ、意識的な思考に頼るのではなく、感情に、あるいは無意識に、あるいは直感に、解決を委ねてみるのも一つの有効な手段なのである。