今後、どなたか駐在する人のご参考に、そして、自分の備忘録のために、今回、私がやってみた確定申告の方法を書きます。
少しマニアックな情報ですけど。。。
まず私は去年の5月まで日本勤務だったので、それまで日本の所得税が源泉徴収されてました。
そして1月から5月の医療費は、歯医者もあって10万円を超えてたので、
「来年2月には確定申告するぞ❗️」
と思いながら、昨年の5月末にイタリアに赴任したのです。
6月からはイタリアの居住者なんで、所得税はイタリア払いですし、もう来年からは日本の確定申告はありません。
海外駐在員が日本で確定申告するのはレアケースだけに、情報がかなり薄くて、何度も確定申告の相談センターに電話しまくりました。。。
まず、5月の出国前にしたこと
①居住地の税務署に行き、日本の家族を納税管理人にする申請をして、確認印をもらいました。
②会社の総務が、生命保険とかの年末調整をしてくれました。(5月ですから年末じゃないんですけどね。5月までの生命保険料を控除申請してます)
さて、今回やったこと
①国税庁の「確定申告書作成ページ」に入力して、確定申告書を作りました。
②印刷して、少し住所などに手書きを加えて、赴任前の居住地の税務署に宛てて、郵送しました。
作成開始❗️
まずマイナンバーカードをきいてきます。
もってません。。。
前はもってましたが、赴任前に市役所で住民票の除票をした時に、無効化されました❗️
法改正で今は継続して保有できるらしいですね。
提出方法は「書面」です。納税管理人による申請は、eTax で出来ませんから。
eTaxは「メリットがいっぱい」と吹き出しにある通りです。納税管理人のパターンでも、eTaxが出来るようにしてほしいですね。
続いて、本人情報は、納税管理人ではなく、私の情報を入れました。
会社からもらった「年末調整済み」の源泉徴収の税金の紙にもとづいて、入力していきます。
医療費控除の金額も入力していきます。
しかし、
Fの「源泉徴収時 所得税減税 控除済額」と「控除外額」に0円を入れるとエラーになって、次に進めなくなりました。
6月に岸田内閣が1人3万円の減税を入れたので、普通は3万円とかが入ると思いますが、私は5月に末に出国していて、減税を受けていません。
0円なんです。
そうすると「次へ」で進められました❗️
第一の壁を突破❗️
相談センターに電話したら、「このサイトは、納税管理人の制度に対応いていないので、手書きで作ってください。フォーマットは国税庁の書式ダウンロードページから取れます。」
ええっ❗️そんな❗️
手書きは計算とか難しいんですけど。。
第二の壁‼️
とりあえずフォーマットの第一票をダウンロードしまして、印刷しました。
まず、はじめに書く氏名は、本人なのか?、納税管理人なのか?を聞きました。
すると、本人が誰々、納税管理人が誰々、と両方を書くように、とのことでした。
このパソコンのサイトでなんとかしたいと思って、氏名の苗字欄に私本人の氏名を入れて、名前欄に納税管理人の氏名を入れました。
無理やりですけどね。漢字欄はできました❗️
残念ながら、ふりがな欄は、漢字欄みたいに書くと字数制限オーバーでした。
とりあえず、ふりがなは空欄で進めました。
(ふりがなは、印刷してから手書きしました)
住所も、私本人のイタリア住所と納税管理人の日本の住所を併記とのことでした。
ただ、サイト上では、住所の郵便番号を入れたら、その住所と、さらに管轄の税務署が自動的に書かれる仕組みになっています。
仕方ないので、赴任前の住所の郵便番号だけ入れました。
(印刷してから、郵便番号と赴任前の住所は横棒で消して、イタリアの住所と納税管理人の住所を手書きしました)
令和7年7月1日の住所は、私のイタリアの住所を入れるということでした。
なんとかパソコンで入力し、印刷して、少しの手書き追加で書類ができました❗️
第二の壁を突破❗️❓
全部手書きだと、課税所得の足し引きの計算や、税率の計算で大変なことになるんで、なんとかパソコン上でやりたいんですっ。
今回、作りながら気になったのは、6月の1人3万円の減税が、自動的に入ってくることでした。
なお、相談センターに電話しながら私がやった作業を、この通り皆さんに情報共有しましたが、還付はまだ先ですし、本当に正しいかどうか分かりません。
確定申告はそれぞれ自己責任でお願いします。








