柴崎亭 梅ヶ丘店 @世田谷区 ～「鶏塩そば」

柴崎亭 梅ヶ丘店

世田谷区（梅ヶ丘）

ラーメンデータベースの店舗情報へ

【メニュー】鶏塩そば

【価格】700円

[訪問時期] 2019年3月上旬（平日） 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏＋魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺（140g位）
[具] チャーシュー、メンマ、葱

オープン初日の夕方に訪問。
前日はプレオープンとして3店主によるコラボイベントがあり、かなり混雑したようだが、氷雨のこの日夕刻はかなりスロー。
店外には入り口上と建物袖に大きな看板があるのだが、柴崎亭の「し」の字もなく、敢えてそういう道を歩んでいるのかも知れない。

店内にも案内や蘊蓄の類は一切なし。
スタッフはこの時点の客数より多い6名と万全で、オープン初日から数あるレギュラーメニュー全てを提供しているのが凄い。

初回は表題メニューを選択。

因みに石郷岡大将は不在だった。
着席から数分でご対麺。

■ スープ
最近「鶏と水だけ」系が多いので、何となくそんなイメージを持っていたが、全く違った。
まずふくよかな鶏が先行するが、奥からじんわりと鰹節の風味が湧き起こる。
この鰹が何とも風味良く、燻したような円やかさを醸し出す。
塩ダレは白醤油混じりとも思える仄かな甘味が特長で、慣れて来るとこれが優しく心地好い。
鶏を前面に出しながらも、鰹と塩ダレの絶妙なバランスで飲ませるスープ。
さすが美味しいね。

■ 麺
麺線美しく整えられた細ストレート。
おそらく系列各店で使っている田村製麺製だろう。
華奢なように見えて、ハリのある口当たり、弾力性と歯切れ良い食感を楽しめる。
味わいもスープにジャストフィットだな。

■ トッピング
チャーシュー、メンマ、葱と、シンプルにして十分な面子。

チャーシューは肩ロースの低温調理を二つ折りにしてあり、薄切りながらそこそこのボリューム感。
もちろん上物だが、ほぼスープに沈んでいるので、すぐに引き上げるか食べるかしないと、良さが失われていく。

2本の極太メンマは、サクコリ軽快な歯応えで、味も良い。

■ 感想など
客足がスローなこともあるだろうが、オープン初日とは思えない、柴崎亭安定のオペと仕上がり。
店名を露出させないスタートの真相は分からないが、敢えて看板ではなく味勝負を仕掛けているとしても、ファンを掴むのは時間の問題だろう。
いずれにしても、今の内がチャンス。
山椒塩、牡蠣山椒塩等のメニューも気になるので、混雑する前に再訪してしまおうかな。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。