1943年(昭和18年)9月16日に公開された日本の戦争映画『決戦の大空へ』は、予科練のPR映画です。監督は渡辺邦男、出演は高田稔、黒川弥太郎、小高まさるです。

この映画は、土浦海軍飛行隊予科練習生を時代のホープとして描き、「倶楽部」と呼ばれた上陸日の練習生を慰安させる一般家庭の人間模様や、「若鷲の歌」の誕生話を織り込んでいます。

また、藤山一郎の歌う「決戦の大空へ」という歌もあり、作詞は西條八十、作曲は古関裕而です。

 

日本では、1945年(昭和20年)8月15日に日本が無条件降伏したことで第二次世界大戦が終結しました。この日を「終戦の日」と呼び、戦争が終わった日として「終戦記念日」や「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とも呼ばれています。

終戦の詔書は、1945年8月14日に天皇の大権に基づいて発布され、戦争終結が公式に表明されました。同日、天皇は詔書を録音し、翌15日正午にその内容がラジオ放送を通じて広く国民に報じられました。この放送を「玉音放送」といいます。