私の人生における目的というか歓びは、仕事を通して人に喜んでもらうこと、その為に惜しまずに努力をし、自分を高めること、なんだと思う。

色んな人と関わらせていただく中で、それは人それぞれ違うことにやっと最近気がついた。心が狭くて、他人に自分と同じを求めてはイライラしていたことが、なんだか恥ずかしい。やっと少しだけ物事が寛容に見れるようになってきた。

若い時は時間なんていくらでもあるんだと思っていたけど、更年期で自身の体調が優れないことや恩師の死を目の当たりにし、だれもがいつかこの世を去るときが来るということをやっと認識できた。だからこそ、自分には正直に、他人には誠意を持って接し、一日一日を大切に生きたいとそう思っている。

最近のブログは農業ブログというより、一個人の独り言ばかりだな(^^;

状況に振り回されて、こんなはずじゃない、とか、私がやりたいのはこれじゃない、とか、理想と現実のギャップに悩んでそして、どうせ現実なんて思うようにならないんだ、と諦める。
そうやって私は生きてきたんじゃないかと思う。

じゃあ、自分の思いって何?理想って何?私は何をどうしたいの?って真剣に自分と向き合い自分の声を拾い上げて行動してきたのか、というとしていなかった。人にこう思われたい、嫌われたくない、人目ばっかり気にして、本当の自分の声が聴けてはいなかったんだな。心はいつもこうしたいよって、自分に要求しているのに、素直に自分の声が聴けていなかったんだと思う。理想と現実のギャップは、何かが違うよっていうシグナルに過ぎないんじゃないかな。



昨年の今頃は猛暑続きで、夏バテでしんどい思いをしていましたが、今年は曇天続き。まだ30度位までしか気温が上がらず、身体は楽なので、この涼しさはとてもありがたい。

四季があるだけでなく、その年によっても季節の様子が全然違うので、自然と共に生きるということは、とっても味わい深いものである。

来週後半はそろそろ梅雨明けでしょうか?どうか暑さはお手柔らかにお願いします。



野菜を作ることはとても楽しい。愛情をもって手入れをすれば、必ずいいものに育ってくれる。だから一人で野菜を作って販売して、それでもきっと生きていけるんだと思う。でも、なぜか人を雇用して農業をしている。

ひとりひとり違う人間に、こちらの思う仕事をしてもらうのだが、期待以上に仕事をしてくれる場合もあってありがたいなと思うこともあるけど、思い通りにならないことの方が多い。
でも、それは、すべて自分の責任。まずは私のコミュニケーション力が非常に低いということ。人と話しをするのは、もともと得意ではない。言葉が足りない、本意が伝わらない、そして伝わらないからイライラのマイナス感情だけが相手に残る、溝ができる。の悪循環だ。
思いの言語化がうまくできない。わかってくれるだろう、という単なる自分の甘えなのだ。
それと、気が短いからすぐにキレてしまうのもあり…。

そう、それなら一人で農業をやれば苦手なコミュニケーションに悩むことなく生きて行けるのに。
でもそれではダメなんだ。農業を伝え、広め、繋いでいくところに私の目的は存在する。苦手なコミュニケーションから逃げてしまったら、自分から逃げてしまうことになる。それは絶対に嫌だ。だから、悩みながら、失敗しながら、そして辛抱しながらも前に進んでいくのだ。

2001年にからさわ農園をスタートしたので、今年は19年目になります。
最初の10年は、失敗の連続。色んな経験を積んだ10年。でも、それは糧になっていたのだな。

そして次の10年で、流れがつかめるようになってきて、やっとトントンまで漕ぎ着けた。

次の10年は、飛躍するのだ。利益を出し、設備や組織を整える。スタッフが目標に向けて協力しおたがいを高め合う。我々がいい農業をしていれば、必ず新たにやりたいと思う人々が、増えて来るはずだ。それを実現していきたいと思う。
 農業をしていたら、経営をしていたら、あちこちで問題というものに出逢う。
小さな問題もあれば、心臓が凍りつきそうな大きな問題にもたくさん出逢ってきた。
その時には、もうダメかも、と思ったこともあったけど、その都度、逃げずに対処してきたら、そのうちに、問題が起きても動じなくなった。

さて、今回はどう対処していこうか?この問題は私をどのように成長させてくれるだろうか?そんな風に思えるようになってきた。

できれば、何の問題もなく平穏にいって欲しいと望んでしまうのだが、実は問題は自分を成長させてくれる大きなチャンスなのだ、と。

楽な人生を求めるのもよし。果敢に立ち向かって自分を高めるのもよし。人それぞれの価値観があると思うが、私は後者で生きることが、私の喜びである。
きれいな野菜を作りたい。

綺麗な農園にしたい。

美しい西山を遺したい。

それが私の願いなんだと思う。










3月の体調不良から、完全復活とはいきませんが、4月からは何とか1日仕事ができるようになりました。

40代半ばにさしかかり、年齢的なこともあって色々とバランスが崩れているようですね。無理は効かないので、労りながら、楽できるように知恵を搾ってやっています。

自分と向き合う時間が取れて、自分にとって大事なこと以外は切り捨てようと決めました。人生は長いようで短い、やりたいように生きたいように、生きてあげたいと心の底から思いました。

私のやりたいこと、それは「楽しい農業」です。私が楽しんで農業をやれば、必ずやりたいと思う人が現れるはず。農業を辞めていく人が増えてゆく中で、新たに農業をやりたいと思う人も増えて行く世の中になることを、願います。

今年は梅雨入り前に無事に玉ねぎ収穫完了しました。
あとはしばらく草との闘いだな。