特定の病原菌がいないため安全なSPF豚とは | さりげなく★スローフード

特定の病原菌がいないため安全なSPF豚とは

会社でお付き合いのある林商店の林社長から、「林SPF」豚の肉が届きました。

ところでSPFとは何か。
牛肉は病原菌がないとされるので、ローストビーフとか、刺身の生肉を食べますが、豚肉は病原菌がいるため、生では食べられず、火をしっかり通さないとダメとされています。
それで、豚には抗生物質などが投与されている場合も多いのです。
それを知らず知らずのうちに食べる私たちの体内に、影響が及ぶ…かもしれません。

ところが、SPF豚は特定の病原菌がないため、そうした抗生物質等の投与はしなくていい、健康な肉だということになります。

ロースのステーキ肉と、豚カツ用の肉をいただきましたが、ほどほどの固さに味もとても自然な美味しさというか、わざとらしさのない美味しい肉です。


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以下、林商店のホームページから、SPF豚についての記述があるので引用してみます。


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SPFとは、特定の病原菌がない,、つまり、発育に重大な影響を及ぼすような病原菌を持っていない健康な豚の事をいいます。
一般的に豚は、病気に感染しやすく、その為に抗生物質などを投与して育てられます。
しかし林SPF豚は、特定の病原菌を持っていないため抗生物質、抗菌剤、ホルモン剤などの投与が必要なく、薬物残量の心配もありません。
しかも林SPF豚は、専用飼料 林SPF(V)を使用することで良質な肉の開発に成功しました。
つまり、林SPF豚は、消費者の皆様が本当に待ち望んでいたクリーンで、安心しかも抜群のおいしさをほこる豚肉なのです。

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このイラストは、SPF豚の生産システムを現したものです。
妊娠末期の母豚から子宮切断などの外科手術などによって、無菌的にとりだした豚を種豚として育成します。
この第一次SPF豚は原々種豚農場に移され、ここで第一次SPF豚どうしの交配が行われます。
60キログラム位まで成長した第二次SPF豚は、原種豚農場に移ります。
ここで生まれた子豚は、コマ-シャル種豚としてコマ-シャル農場に移り、林SPF豚の種豚として飼育されます。
そして、その種豚から生まれてきた子豚がコマーシャルSPF豚です。
つまり林SPF豚は、第一次SPF豚のひ孫にあたるわけです。


「林SPF」
http://www.hayashi-SPF.co.jp/