2023年作品/アメリカ/149分
監督 ジェームズ・ガン
出演 クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ
2023年5月6日(土)、シアタス調布のシアター6、IMAXレーザー/3Dで観賞しました。
アベンジャーズの一員として世界を救った《ガーディアンズ》の、最後にして最大のお祭り騒ぎ!サノスとの戦いで最愛の恋人を失ったショックから立ち直れないピーターが率いるガーディアンズに、銀河を完璧な世界に作り変えようとする最凶の敵が現れ、ロケットは命を失う危機に...。大切な仲間の命を救うカギは、ロケットの過去に隠されていた。全銀河の運命とチームの存続を懸けた、最強の落ちこぼれチームvs最凶の完璧主義者の感動のラスト・バトルが今、始まる(以上、公式サイトからの引用)、という物語です。
京王線の調布駅、ここは映画の街として有名なのですが、かつて日活多摩川撮影所(現在は角川大映スタジオ)があった場所だそう。この駅近に数年前にAEONシネマ/シアタス調布というシネコンが登場、私もたまに利用しておりましたところ、このたび何とIMAXレーザーがお目見え!本作はそちらで観賞してきました!
《感想です》
- 〝One for All, All for One〟というスピリットに男泣きしました
- サイケデリックな色彩と懐かしいロックミュージックのシナジー
- 自分にとっての帰る場所、いちばん心地よい仲間を求めている
端的に言いまして、面白かったです!そして、泣けてくるオハナシでした。この〝One for All, All for One(一人はみんなのために、みんなは一人のために)〟というスピリット、友情には男泣きしてしまいます。また、彼らのボケとツッコミのリズムが三作目となるとこちらも安心して楽しめて、すごく心地いいのです。
他のマーベル作品を観てなくても、このシリーズだけ観ていれば十分に世界に入り込めるところもいいですね。それと映像と音楽。サイケデリックな色彩感覚の絵と懐かしいロックミュージックのシナジーが効いているところ、これも魅力的です。料金高くなりますが、IMAXシアターで観賞する値打ちがあると思います。
一箇所だけ少し気になったのは、終盤になってある星で行われた悲劇(SWのオルデランのような)の描き方が、その残虐さに比べて軽く見えてしまうところでしょうか。お話がどんどん進んでいくので一瞬にして忘れてしまうのですが、考えると筆舌に尽くしがたいことやっていて。もちろん直接描けることでもないのですが。
この映画には、住宅メーカーの宣伝ではありませんが、〝ホームが持つ温かさ〟を感じさせますね。みんな自分にとっての帰る場所を探しているような。自分にとってのいちばん心地よい場所。毎日ワイワイやって、毒舌吐いても許してもらえる気の置けない仲間たち。学生時代のクラブ活動の仲間とのノリを思い出したりします。
三部作ということでもう終わりなんでしょうか。みんなそれぞれに見せ場も用意されていて、言うことないですね。どうでもいいことですが、メガネの上に3Dメガネを密着させてかけているので、涙が流れてくると拭くのが大変なんですよ。はずすと立体効果無くなるし、人差し指を隙間から入れて、擦り取ってました、笑。
銀河の守護神たち、みんな最高でした!
三作まとめてご祝儀、
トシのオススメ度: 5
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3、の詳細はこちら: 公式サイト
この項、終わり。