「土に還る素材」、「循環購入」とは??アパレル業界の大量破棄、解決への道! | アフターコロナを生き抜く!これから起こる変化について発信するブログ

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コロナ後は価値観の変容が起きます。新しい時代に向けた準備をはじめましょう。テーマは環境保護、自然農、瞑想、健康食品など、興味があればコメントください!

こんにちわ。
本日はアパレルの問題について
ブログを書かせていただきます。

参考:2024/1/15日経新聞
「バーゲンがなくなる日 セールの比率は4年で半減」



「あれ? バーゲンやってない」。
年初の風物詩ともいえる衣料品セール、今年は例年より

少なかったのにお気づきだろうか。売り上げ拡大に

「右へならえ」で続いてきたセールが消えつつある。

利益を改善したい売り手の思惑に加え、「安いから買う」

人が減り、Z世代を中心としたサステナビリティー(持続

可能性)への意識の高まりも後押しする。」






アパレル企業の意識が変わってきたという
記事からのブログとなります。







三陽商会は展開アイテムを
絞ってより作りこむとともに
販売のタイミングを注視。






セールに頼らない方針に
舵をきりました。






従来は他社に負けないように
全方位で作っていたといいます。






なんでもあるよりほしいもの
がある店づくりを行い
22年度は7期ぶりに黒字化した
といいます。






一方で消費者のほうはどうか?






消費者もセールへの関心を
落としていることが調査で
判明しています。






コロナ禍を経て在宅していたころに
断捨離をしたりして
セールだから買うという感覚は
薄れ本当に必要なものを
必要な時に買うというマインドが
強くなってきました。






物価高はそれをさらに
進めると思われます。






しかし、全体では
まだまだ問題が多い状況で、
22年国内の衣料品供給量は
37億点。






それに対する需要は
せいぜい12億点といいます。







需要は供給の半分以下で
大量生産して売れ残り
値下げするも後に廃棄する
姿がこの数字からは透けて見えてきます。







しかし、最近はその動きを改善
する動きもでていきています。








ボイコットは不買ですが
バイコットといって買うことで
社会課題の解決に貢献するという
動きもでてきているのです。





たとえばリユース中古市場は
拡大していますが
これはリユースがサステナブル
な消費行動であると認められたともとれ、
中古市場の拡大はバイコットの
動きともとれるわけです。






ある企業はオーガニックコットンや
和紙を素材に洋服をつくり
いづれは「土に還る」を目指している
といいますし、







同じ商品でも通常購入と循環購入とに
分けている取り組みもあります。




循環購入の商品は通常購入に対して
3分の2の価格。




その代わりに消費者は
将来的に服を店舗に返却することが
条件なのだそうです。





返却に向けた期限は無いといいますが
会社はその服を染め直し販売したり
ゆくゆくは自社の畑で土に還すと
いいます。






ここまでで思うことですが





アパレル業界にでてきた
新しい流れは良いと思います。






大量破棄される
服は埋め立てが多いですが、
化学製品となっているため
土に還るにはとんでもない
年月を要しますから環境負荷が非常に大きかった
わけです。





初めから土に還る素材を
使えば環境負荷が大きく減ります。






最終的に土に還ることを
目標にしている。





素晴らしいと思います。





大量廃棄の解決策が芽吹いて
きましたので
次は大量生産の解決を
しなければいけないと
思います。





需要を大きく上回る生産を
すれば売れ残るのはわかりきっています。





欧州では売れ残りの商品を
廃棄することを禁ずる法律が
近くできるようです。






大量生産についても
規制をかけてほしい。





そう強く思います。









本日は「土に還る素材」、「循環購入」とは??アパレル業界の大量破棄、解決への道!
ということでブログをお届けしました。

ではまた。