【一般質問報告②】専門職による巡回相談、市内全保育所及び幼稚園での実施拡大を | もっと小金井市を、おもしろく。~白井亨(小金井市議会議員)blog

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第一子誕生をキッカケに地域に目を向け色んな「縁」のおかげで地域に生きる“日常の豊かさ”を実感。小金井市を持続可能なおもしろいまちにするため、2013年市議会議員初当選。2015年12月市長選挙に出馬も惜敗。2017年市議選でトップ当選、再び市政の最前線へ。


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6月7日の「一般質問」の大きな2つ目のテーマは「保育所の専門職による巡回相談」について取り上げました。

 

 

 

 

 

公立保育園5園では、2ヶ月に1度、丸1日3職種の専門職が各園に派遣され、子どもたちの様子を見て保育士と情報共有を図っています。一方、私立の保育所では、それぞれの園の方針によって実施の可否及び内容について任せられている状況です。3月5日付けで厚生文教委員会に提出いただいた資料(下の画像)を参照すると、小金井市で長年保育を担ってきていただいている社会福祉法人とNPO法人合計7園に関しては、市の25万円上限の補助制度を使って、専門士の派遣をしていることがわかっています。

 

 

 

 

上記以外の園で巡回相談を実施しているかどうか市は「把握していない」ということだったので、今回改めて確認しましたが、全園の聴き取りができておらず、聴き取りできた園で実施している園はないということでした。

 

対象の園は私立では30くらいあるはずで、そのうち7園が実施ですから、4分の3の園での実施が確認できていない(ほぼ実施していないとみられる)というのが現状だと捉えています。

 

市の25万円上限の補助制度の周知が不充分ではないか?

 

実施については各園(株式会社がほとんどなので)の運営主体の考え方や都合があるかもしれませんが、今回の一般質問で市の答弁としてもこの「専門職の巡回相談」についての必要性は(一般論として)認識しているという主旨の答弁もあったことから、できればニーズが明確な園から実施拡大のためのサポートをお願いしたいところです。

 

 

 

◯なぜ、「専門職による巡回相談」が必要なのか?

 

そもそも「保育所における巡回相談」がなぜ必要か?ですが、丸山圭子氏の「保育所による巡回相談の利用に関する調査研究」によれば、「巡回相談に関する研究では、保育者が巡回相談を利用し、専門職からの助言を得ることにより、子どもの発達や障害などに関する理解を深められることや、日常の保育の振り返りが促され、保育への関心と保育意欲が高められることが明らかになっている」、とされています。また、「保育所の保育活動では、日々子どもと関わっている保育者が保育活動を円滑に行えるよう、保育者への支援を充実させることが、子どもへの支援をより充実させるためにも有効であると考える」とされています。

 

 

巡回相談を「子育て環境をより良くする」ための一つの制度として、いきなり全園は困難でしょうが、現状把握した上で、市としてできる支援を拡充するよう要望しておきました。いまの25万円の上限をあげることも視野に。やり方を細かく統一することが良いかどうかは別として、いい方向へ拡充しレベルをあげていくことは重要かと思います。

 

 

色んな研究論文などを拝見すると、とりわけ「心理職」の関わり方について重要性が指摘されている点があります。複数の異なる専門職との連携のあり方、その後の保育者へのフィードバックを含めた支援など、ただ専門職に来てもらうことではなく、仕組みとして定着するサポートも必要ですので、さらに調査していきたいです。

 

 

 

◯そういえば、幼稚園はどうなっているのか?

 

 

ここまで「保育園」という前提で話をしていますが、今や保育課のほうで幼稚園も所管することになっています。同じ「幼児」という括りでいうと、保育園だけではなく子どもの育ちを支援する考えでいえば幼稚園のほうにもこのような専門職による巡回相談の必要性があるかと考えます。公立園はないので、全て小金井市内の幼稚園は私立である訳ですが市に現状把握しているかどうかを質問しても、「把握していない」という回答でした。

 

まずは幼稚園のほうのニーズも聴き取り、市としてできる支援を検討いただきたいと要望しておきました。

 

 

 

 

 

 

◯「きらり」による施設への巡回支援はどうなっているのか

 

 

こんなことを考えていると、そういえば小金井市には児童発達支援センター「きらり」という施設があり、専門職がいる訳ですが、確かこの「きらり」の開設段階で事業計画には外部施設への巡回相談をおこなう旨予定されていました。これについては、現状、民間保育施設・幼稚園への巡回相談は「行っていない」との回答。課題としては、既にいまやっている事業で手が一杯なことと、巡回相談を行った後のミーティングをするなどの場所が施設内にないということです(事業計画に書いてあることをどのように実行しようと考えていたのか、と疑問が湧きますが)。

 

児童発達支援センター事業詳細計画のP.11 には以下の通り書かれてあります。

============

巡回指導(巡回相談)

a) 事業概要

保育施設等の職員からの要望に応じて専門職員が対象施設へ訪問し、今後

の対応等について指導・助言をします。

============

 

 

…「きらり」はちょうど今年10月で丸5年が経過しますね。以前委員会でも述べたように、この5年間の振り返りが必要だと認識しております。巡回相談のあり方について、また、きらりとの連携も含めて重要なテーマですので、引き続き委員会含めてさらに突っ込んで議論していきたいと思います

 

 

 

 

 

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