トロントより
おはようございます
1月13日の話題
(2) トロント市予算審議始まる。増税とサービス向上の駆け引き
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今週は決算、監査と事務所に詰めております。
そのため、ブログ更新が遅い時間になってしまいました。
今日も気温マイナス8度、体感マイナス17度となっており、午後からは雪が舞い始めました。
寒さにもだんだん慣れてきましたが、まだこんなものではないのかもしれません。
トランプ大統領(2回目)誕生が来週に迫ってきました。
就任直後に大統領令にサインし、即時実行に移すと公言しているトランプ関税について、オンタリオ州首相がこんな発言をしています。
カナダからの輸入品に25%の関税がかけられると、オンタリオ州では50万人の人が職を失うことになる。
それを救済すると、数ビリオンという莫大なお金が必要になるとの試算です。ただ、どこからこうした試算がなされたのかまったくわからず、政治的なパフォーマンスのような気がしています。
25%関税が継続すると最初は米国側で価格上昇か利益削減となり、痛みを感じます。対策として、国内生産を増やしカナダより高い価格であっても、国内流通に回すことで米国経済は回り始めます。結果、カナダからの輸入は減り、カナダは大きな影響を受けることになります。
しかし、その実現には時間を要します。現在、カナダから輸入しているということは、米国内でできるものより、価格が安い、品質がよい、米国内での調達・生産量が足りない、もしくは米国内で生産できないものということです。関税によってカナダからの輸入品の価格が上がっても、米国産のものがそれより高く、品質が悪いとなれば、これまで同様、カナダから仕入れるでしょう。それは結局、米国民が払うお金から国が税金を徴集するのを同じです。影響を最初に受けるのは米国市民ということを忘れてはいけません。
カナダはその間、じっくり対抗策や防御策を行えばいいように思います。
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