トロントより
おはようございます
京都議定書の努力目標から早々の脱落を経験したカナダは、その後環境対策に積極的な姿勢を見せています。
最近の研究では、プラスティック問題は、その処分、再利用だけにとどまらず、海中、大気中のマイクロ、ナノプラスティックが生物の体内に取り込まれているという実態も発表されており、ますます関心が高まっています。
昨日、カナダの環境問題担当大臣がプラスティックに関する新たな取り組みを発表しました。
カナダ国内で生産・輸入されるプラスティックについて、企業の報告義務化を徹底することとなりました。
その報告は
ー 市場に出した年間物量
ー 産み出したプラスティックゴミの物量
ー リサイクルした物量
ー 廃棄した物量
対象製品は、
ー プラスティックパッケージ
ー 電化製品
ー 使い捨て製品
今後さらに対象品目を
ー プラスティック樹脂
ー タイヤ
ー 農業用製品
などに拡大していくとのこと
国への登録制度開始には数年先と見込まれていますが、各企業は、こうした取り組みデータを今から把握しておく必要がありそうです。
カナダ統計局のデータによると、
2019年 カナダ国内でのプラスティック製造量620万トンとなっており、その1/3はパッケージに使われているものだそうです。年間のプラスティックゴミは400万トン以上と推定されています。
データを細かく把握することで、削減するための具体的な施策を作るステップとしたいということでしょうか。
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