トロントより、おはようございます。

 

朝方は涼しくて気持ちのよい天候でしたが、午後、それも夕方からかなり暑くぶり返してきました。

明日は32度の予報が出ており、また暑い日々が続きそうです。

 

今日の新聞で目についた写真がこれ。

これ、シャチですね。

キラーホエールとも言いますが、写真の種は、その中でも絶滅危惧種に指定されている

Southern Resident Whales

現在75頭ほどしか確認されていないそうです。

 

カナダの西岸では、こうしたシャチを見るツアー ホエールワッチングが人気ですが、最近は、あまりに近づきすぎて、汚染、騒音、エサとなる魚の散乱などが起き、種の保存に影響が出ているそうです。

 

そこで、連邦政府は、ツアーオペレーターに対し、7月11日以降は、近づく距離を200メートルまでと制限することにしました。

科学者によれば、200メートルでもまだ近づきすぎだそうですが、オペレーターによれば、100メートルがこうしたツアーで世界的に認められている距離だとクレームしています。

 

北米では、200ヤード(183メートル)が限界とされており、今回の通達はその基準に沿ったもの。

この海域には、ほかの種のシャチもいることから、ツアー業界への影響はほぼないとの見解もあります。

 

絶滅危惧となっているシャチ、是非、保護してあげて欲しいですね。

 

今日の話題は、エリート養成校

 

今日の記事は、トロント大学大学院博士課程で教育政策を専攻している学生のオピニオンからの引用ですので、その数字がどれほど正確なものかわかりませんが、学位からみて大きな間違いはないと思い、これを書いています。

 

まずはニューヨーク市のお話から。

 

ニューヨーク市ではエリート養成専門高校の入試制度の見直しを予定しているそうです。

 

これらの学校では、日本のように1回の入学試験で合否を決定しているのだそうですが、今、その制度が人種差別を生んでいると非難されているのだそうです。

現在のニューヨーク市の高校生の70%は、黒人とヒスパニック系の生徒だそうですが、こうしたエリート高校での彼らの割合は10%しかありません。

 

ニューヨーク市長は、エリート校入学生徒数の20%を、黒人やヒスパニック系の子供たちが通う貧困率の高い中学校からの進学者のために特別枠を設けるように提案しています。 現在のテスト結果から見ると、合格レベルに達しない生徒たちに門戸を開く計画で、長期的には入試そのものを廃止し、市内の全中学校の成績上位の生徒の入学を受け入れる計画。

 

この計画によって影響を受けるのがアジア系の生徒たち。

現在、ニューヨーク市のエリート高校でのアジア系生徒の割合はなんと62%。

人口比では16%しかいないことを勘案すれば、かなり高い占有率ですね。

 

当然、アジア系のグループは、この計画は、アジア系生徒の入学を減らすものがと反対しています。

 

トロントでも同じような状況が発生しています。

 

トロント市教育委員会にも、特別クラスや学校があり、優れた生徒の指導に当たっています。

特に注目されるのがIBプログラム(International Baccalaureate Program)

 

2011-2012年度のデータによると、このプログラムに入っているアジア系生徒の割合は約70%。

人口比では44%ですので、ニューヨーク市の実情に較べればまだ乖離は大きくありませんが、それでもかなり高い占有率ですよね。

 

一方、黒人生徒のIBプログラム参加率は6%。

人口比で12.6%あることを見ると、かなり人種の偏りがあるといえるかもしれません。

ましてや、先住民の生徒となると、参加生徒はゼロ!

 

トロント教育委員会では、一時こうしたエリート高校を廃止しようとしましたが、保護者の反対を受け断念。

 

この投稿をした学生の主張は最後こう締めくくっています。

 

公立学校制度において、一部の少数の生徒のために公共施設や資金を使うのが本当に公平なのか?

人種、社会経済的な身分などによって生徒たちを分割する結果となり、少数の生徒グループに特別の利益をもたらす教育政策やプログラムは、公共資金によって運営される教育制度にはそぐわない。

 

さて、皆さんはどうお考えになりますか。

 

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