トロントより、おはようございます。
今日は、気温も4度以上あり寒さはそれほど感じない一日でしたね。
軽い上着で外出もでき、春が遅いながら少しずつ近づいているのでしょうか。
今日は、支援している学生団体が主催するイベントで、トロントに来ているワーキングホリデー、留学生などに、今年大改正となったオンタリオ州の雇用法の基礎を説明してきました。
当初は1時間半程度で終える予定でしたが、いやいやオヤジの話はしつこく、くどく、長くていけません。
終わったのは9時でした。予定を45分超過。困ったものです。
でも、関心が高いのでしょうね、たくさん質問が出て自分としては盛り上がったように思っています。(自画自賛?)
というわけで新聞を十分に読めていません。
そこで、仕事柄、入手したデータをご紹介します。
カナダ統計局Statistics Canadaが今日発表した人口データ2017年第四四半期10-12月
概要は以下の通り。
-2018年1月1日現在のカナダの総人口推定 36,963,854 もうすぐで3700万人です。
-2017年10月―12月の人口増加 78,805(+0.2%) 1988年第四四半期以来の高い増加
-主な要因は、国外からの移住者(+55,048) 第四四半期では例年に無い多いレベル
過去20年の人口増加率はこんな推移。
2017年が急激に伸びていますね。
逆に目に付くのが2014年の落ち込み。
さて、なにがあったでしょうか。
ー原油価格暴落による資源産業壊滅(アルバータ、サスカチュワン)
ーカナダ移民政策変更による外国人労働者優遇制度の変更
などがあったように記憶しています。
さて、2017年第四四半期の数字の内訳を細かくみていくと
自然増減 +23757
出生 +95945
死亡 -72188
自然増減については、出生が多いのは7-9月、死亡が多いのは1-3月だそうです。
移住者増減 +55048
カナダ国内への移住者 +65539
カナダ国外への移住者 -14327
カナダ国外からカナダ国内への帰国者 +6015
カナダ国外への期間限定移住者 -4266
カナダ国内への非永住者(就労ビサ、難民申請者) +2087
こうした内訳の中で第四四半期では珍しいのが最後の非永住者の増加。例年だと減少する期間だそうですがなぜか2017年は増加となっています。あの米国からの越境難民の影響でしょうか。
季節性変動が大きい人口増減のようですが、カナダへの入国、帰国が増えているのはいいことなのでしょうか。
それとも世界情勢不安が影響しているのでしょうか。
理解が難しいですね。
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