その一目惚れ、迷惑です。

 

ドキッー!!!

誰に言われても

ドキーッ!!!

 

 

ACジャパンが

ペットをお迎えする心構えについて

ストレートに訴えた名フレーズ

 

辛辣

 

ぐうの音も出させない。

そんなところに

むしろ動物たちへの愛を感じる

 

しかし

薄情すれば私の現バディ、鳥ピヨとの出会いは

一目惚れと言っていい

 

お迎えする前に足繫く通ったわけではない

 

 

「インコの可愛さ」を知ってもらうために

鳥専門店に姉を誘った

 

基本、ソロで動くことが多い私。

しかしこの時ばかりは姉を誘った

 

そしてその当日中にお迎えを決意した

 

棚の一番下の段でこっそり

すっとこどっこいしてる鳥

 

そのおっとりが私のバディ、鳥ピヨ。

 

実は

この3か月前、

先代の鳥を亡くしている

あまりにも急で、何が起きたのか分からないほど

落ち込んだ

 

先代の鳥、ワキコガネウロコインコとの思い出

 

ペットを飼ったことがある人ならきっと分かってくれると思う

 

自分の体の一部をもがれたような

失意

立ち直るのは容易ではない

 

先代の鳥はワキコガネウロコインコといって、

 

脇が黄金色で

ウロコ模様をした

インコ

だ。

 

鳥の名称はひねりがない分覚えやすい

 

実家でセキセイインコしか飼ったことがない私は

中型以上のインコをお迎えするにあたって

勇気が必要だった

 

どんな鳥飼育書を読んでも

飼いやすい鳥=セキセイインコ

 

声がでかい

噛む力が強い

オンリーワン(好きな人にだけ懐く)になりやすい

 

とにかく賢い

 

一度飼い主との関係性が悪くなると

修復不可になる場合もある

 

これからお迎えしようとしているのは

ソロの私。

マンツーなのだ

 

家族でお迎えするのと

責任がちがう

 

嫌われたってめげないけど

嫌われたくない

むしろ私の愛が重すぎる可能性すらある

 

ウザがられるかもしれない

 

数々の葛藤

 

先代をお迎えするまで

鳥専門店へ結構な回数通った

 

自宅、職場とは正反対の鳥専門店

正直遠い。

 

到着するや否や

並んでいるゲージ全てにご挨拶申し上げる

 

カウンター横

言わば”看板鳥”にやがて夢中になる

 

店員さんからすれば、

ソロリソロリといつの間にかカウンター横に並ぶ

鳥だけしか見てない変な客。

 

かわいいね。

とか言わない

 

鳥をジロジロ見るひとり客

 

見かねた店員さんが

手に乗せてみるか聞いてくれた!

 

 

結果、鳥さんからNGが入った

私の熱視線に耐えられなかったようだ

ごめんよ

 

このように相性はある

 

ワシワシ遊ぶ、じゃれるタイプの鳥種でないことを分かっている上での

私のラブビーム。

鳥のストレスになり兼ねない

そっとしておいてほしい鳥さんだったのだ

 

そう。 

私はそれなりのボリューム感ある 

ゴシゴシできる鳥さんをお迎えしたかったのだ

 

それならいい子いますよ

と、ご挨拶申し上げたことのない鳥が出てくる

 

それが先代の鳥。ワキコだ。

まだ挿し餌が必要なヒナ鳥

 

 

出会ってしまった!

 

 

私の指をがっちりグリップする足

初対面の熱視線にも動じない堂々たる立ち振る舞い

チミ噛みで私を試してくるほどの度胸

 

仕事で挿し餌ができないため

ひとりごはんできるまで

お店で育てもらってからのお迎えを約束する

 

ここから私は忙しい

あらゆる環境整備

快適なお家でキミをお迎えしたい!

もう恋は始まっていた

 

さて、

ウロコインコは「鳥みたいな犬」として知られている

犬みたいな鳥ではない

鳥みたいな犬。

 

もう犬に羽が生えているようなものだ

そして犬が喋る

しっかりはっきり話す

芸は1,2回でだいたい覚える

 

賢さには毎度驚いた

 

玄関を開ければ

喜びの雄叫びとダンスが始まる

お出迎えだ

 

 

先代を亡くしてすぐは

こんな想いはもうしたくない。と

再び飼うことは考えられなかった。

 

考えられなかったのに、

姉を誘って鳥専門店に行った私。

 

鳥の匂いを嗅ぎたくなっていたのだ

鳥クサさ。

ある意味フェチ

特に尻。

 

犬猫でいう肉球の匂いみたいなもんかしら

猫吸いならぬ

鳥吸い

 

先代と同じ種類の鳥さんをお迎えすることは考えられなかった

ワキコは先代だけでいい

 

現バディ、鳥ピヨはズグロシロハラインコ

 

頭が黒くて

腹が白い

インコ

 

シロハラインコはワキコガネウロコインコよりデカイ

むっちりしている

 

先代と原生地は近いのでゴシゴシできる系インコ 

 

ズグロシロハラインコとの出会い 

 

10年ほど前、

 zoo恵比寿というペットショップで

 看板席に鎮座するズグロシロハラインコと出会った

 

 イチコロだった

 私はイチコロでメロメロになった

 

 ニギコロを見た

 鳥が人に握られてコロコロされているところを目撃した

 

 衝撃だった

 お値段も衝撃だった

 

 当時私はソロではなかったので即決できず

4回ほど通ったのち 

お家が決まったと聞き、涙をのんだ

 

 出会いはタイミングなのだ

 

 現バディの鳥ピヨは

 人の足首ほどの高さにいた

 上は5,6段棚がある

 しゃがまないと見えない

 

本当のところ、 

私は鳥ピヨの隣にいる子が気になっていた

姉が鳥ピヨに注目していた

 

 たくさんの鳥さんにご挨拶した後、

 店員さんに 「見せて欲しい」と頼んだのは

 姉注目の鳥ピヨだった

 

 ガクブルを通り越して

 そのうち失神するんではないか

 と思うほど鳥ピヨはびびっていた

 

 この子はびびりです

 と言われ、

 思わず両サイドから鳥ピヨを手で包んだ

 

 大丈夫、大丈夫

 

 ガクブルがぴたりと止まる

 この時決めちゃってた

 

 どうしようどうしよう

 とか言いながら

 どうしようの内容は

 「ゲージを実家から戻さなきゃ」

 「サイズはあれでいいのかな」

 

 お迎えすることを悩んでいるんでなくて

 お迎え後の快適スペースを

 今、連れて帰って鳥ピヨに提供できるのかどうか。

 のどうしよう。

 

 悩んでない。 

 

 

極めつけは

 先代と同じ誕生日だった

 

 どうぞ我が家においでくださいませ

 

 店員さんからもろもろ説明を受けている間

 手の平にいる鳥ピヨ

 

 「ぴよぷ」が止まらない鳥ピヨ

 

 私の耳には「ぴよぷ」と聞こえる鳴き声

 成鳥になった今も最大限の喜び表現は

 

 ぴよぷ

 

 可愛いったらない

 

 店員さんに挿し餌講習を受けている間は

 姉の手の平へ

 

 だから今も姉にだけなんでも許す

 他の人は下手するとガブする

 先代はよく懐いていた母には容赦ない

 ちなみに先代は姉が苦手だった

 

 今思い返しても

 なぜ隣にいる子にしなかったのかは謎

 

 都合のいい勝手な解釈で言えば、

 鳥ピヨを救出した姉と私

 

 カゴに戻してあげることが頭に浮かばなかった

 

 

 一般的に言われている

寿命表記をあてにしていると

 短い時に何とも言えない悔いが残ることを先代で知った

 

 もちろん毎日全力で遊んでいたけど

 もっとできたんじゃないか。

と悔いが残る

 

 なので

 鳥ピヨには今元気でいてくれればそれでいい

 すっとこどっこいでもいい

 

 鳥とガチでケンカすることだってある

 シロハラの嘴は刃だから

 流血もする

 

下あごが鋭い

するでー刃だ

 

 でも

 元気でいてくれれば私はそれで嬉しい

 

 

 今回は一部まじめなブログとなりました

 そして長文。 

 

ここまで読んでくださった方、

ありがとうございました♡ 

 

また鳥ピヨ話書きます

 ではw