新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
元旦は午前11時より不動明王護摩祈祷が開催されました。
本年はお座り頂くのは寺役員さまに限定させて頂き
皆さんは参拝後退室という形にさせていただきました。
予想以上の皆さんお参りいただきありがとうございました。
今回は疫病退散の元三大師札をご祈祷し、ご年始してお配りいたします。
(シールタイプになっております)
現在コロナウィルス感染拡大にて「アマビエ」が流行っておりますが
アマビエは江戸末期の妖怪ですが、それ以前の平安時代より
民衆に親しまれたお札が天台宗には伝わります
元三大師(がんざんだいし)のお札でございまして、元三大師とは平安時代の天台僧
慈恵大師(じえだいし)良源(りょうげん)さまの事を指します
正月三日に亡くなったことから元三大師とよばれます。
当寺疫病が流行し、それを防ぐご祈祷をされた慈恵大師さまが
鬼の形相になり、それを弟子が書き写したものと言われます。
それを家々の門前に張り、疫病を退散させたと言われております。
有名なのは佐野の厄除け大師ですが、この大師は元三大師の事を指します。
決して弘法大師ではありません。
間違って来られる方も多いようです。
正月早々お葬式も入って参りました。
正月三が日は火葬場も休み、5日は友引ですので、既にしわ寄せが発生しているようです。