ご訪問ありがとうございます。
 
 
昨日(9月21日)母の携帯に、伯母(母の兄の奥さん)から電話がありました。
 
伯母は、お彼岸に、お寺に連れて行ってもらえると
思い込んでいたようで..
 
伯母:
 お彼岸にお寺に連れて行ってくれる言いよったろ?
 待ちよるんじゃけど、いつ来てくれるん?
 
電話を聞きながら、戸惑う母。
漏れ聞こえる声に、戸惑う僕。
 
お寺に行くのは、確定事項ではないし、
 
 行くのなら、伯母も連れて行ってあげたら良いかもね
 
程度の話しでしたし、以前、伯母から電話があった時に、
母も
 
 「お彼岸にお寺に行ったらええね。」
 「行くんじゃったら、おばちゃん声掛けたげたらええわい。」
 いうて、うずらが言いよったわい。
 
みたいな感じで、伯母に言っていたはずだけど..
 
 
伯母:
 いや、お彼岸に連れて行ってくれる言うたけん、待ちよったんじゃけど、
 いつまで経っても連絡も無いし、どうなっとるんじゃろうかなぁ思うてね。
 
母:
 ごめんね。今日は耳鼻科に行っとったんよ。
 
伯母:
 あ、ほう。
 ほしたら、明日か明後日に行くんじゃね?
 明日はちょっと私が無理じゃけん、明後日でかまん?
 
母:
 明後日?
 
会話は丸聞こえだったので、口を挟む。
 
僕:
 明後日は仕事じゃけん行けれんよ。
 
母:
 明日は、うずらが仕事じゃあけん、行けれん言いよるけん、
 また今度じゃね。
 
伯母:
 ...あらほう。
 
 まぁ..
 
 かまなんだらでええんじゃけど、無理せんでええけん、
 また行く時に連れて行ってや。
 
母:
 うずらと相談して、また連絡しょうわい。
 
伯母:
 無理せんでええけんね。かまなんだらでええけんね。
 
何度も何度も「無理せんでええけんね」と念を押して、電話を終えた。
この一連の話、何回かループしたんですよね..
 
電話の後、母と色々相談して、
 
・伯母がああ言っているので、近いうちにお寺には連れて行く。
・その時に補聴器の話が出なければ、知らん顔して放っておく。
 話が出たら、僕がやんわり断る。
 
という事にしました。
 
と言うか、なんで確定事項になってたんだろう..
「寂しい補正」が掛かり、伯母の中で話が変わったのかな?
義母の様に、自分に都合の良いように、話しがねじ曲がったのなら、イヤだな..
 
 
自宅に帰り、夕食を食べ始めた頃、僕の携帯に伯母から電話。
伯母から僕に電話を掛けてくるなんて、初めての出来事。
 
 「お母さん、なんかおかしくない?」
 
とか、そんな話かな..
 
ドキドキしながら電話を取ると、挨拶もそこそこに、
伯母が開口一番発したのは、
 
伯母:
 お彼岸にお寺さんに行くのは、お母さんから言うてきたんよ?
 
いきなりなに?
自分の正当性を主張する電話?
 
それならお断りだけど、でもここで「違う」と言うと、絶対揉める..
と思ったので、直接的な否定はせず
 
僕:
 あー、婆さんとは
  お彼岸頃にお寺に行こうか。
  その時、おばちゃんに声掛けてもええかな?
 言う話をしよってね、今日の事
  まだ暑いし、明日は天気悪そうなけん、ちいと涼しなってからにしょうか
 いう話をしよったんよ。
 
伯母:
 なーん、ほうかね(笑)
 でも、お母さんが「お彼岸に連れて行ってあげる」言うたんよ?
 
僕:
 まぁ、また日が決まったら、声掛けるようにしょうわいね。
 
伯母:
 うん。頼みます。
 それはそうと、補聴器なんじゃけどね、この前お母さんから
 お店聞いたんじゃけど、その時のメモを失くしてね。
 補聴器屋さんは何言うとこじゃあった?
 
補聴器屋さんを教えると、細々と場所を聞かれる。
「駅の近く」と、ざっくりとした場所を教えると..
 
伯母:
 えぇ?、ほじゃけどお母さんは、高校の近く言いよったんよ?
 
僕:
 うん。そうそう。高校の近くよ。
 高校の近くで、駅の裏にあるんよ。
 駅の近くに高校があろ?
 
伯母:
 でもお母さんは、高校の近く言いよったんよ?
 
なに?そこ、そんなにこだわる所?
色々話して、やっとのことで、場所は納得してくれました。
 
僕:
 補聴器屋さんは1回じゃ済まんけん、おばちゃんちの近くで
 探した方がええんじゃなかろか?思うよ。
 
伯母:
 ほうじゃけどね、全く知らん所に突然行くのは不安じゃけん、
 誰か知ってる人が居る所に行った方が安心じゃけんね。
 
僕:
 婆さんも、もう5年くらい行ってないけん、担当の人が居らんかもしれんよ?
 
伯母大爆笑。
 
え?笑う所?
 
僕:
 担当の人はおら何でも、そこに婆さんのデータがあるけん、
 なんかあった時は、婆さんはいつものお店に行きよるんよ。
 
伯母:
 そりゃそうだ(笑)
 
また大笑い。
なんで?こんな人じゃなかったんだけどなぁ..
 
以前の電話で、イヤモールドを作り直す話をしていたので、
伯母は、母が今も頻繁に補聴器屋さんに行っていると、
勝手に思い込んでいたっぽい。
 
伯母の思い込みだけど、悪いのが母になっているのが、
僕としては気分が悪い。
 
僕:
 まぁそんな所じゃけん、おばちゃんが行きよる耳鼻科で紹介してもらうか、
 弟さん(薬剤師)に調べてもろた方が、後々楽じゃと思うよ?
 
伯母:
 お母さんの行きよるとこは、他に無いん?
 なん言うの?違う所にあるおんなじ系列のお店?
 それは、ウチの近所には無いん?
 
僕:
 高校の近くと、〇〇町にもあるけん、おばちゃんちからじゃあったら、
 〇〇町の方が、ちいと近いかも知れんね。
 それより、△△市(伯母の住んでいる市)で探した方がええと思うよ?
 
伯母:
 その、〇〇町のお店は、なん言う所?
 
僕:
 補聴器センター◎◎よ。
 
伯母:
 いや、それは分かるんよ。
 なんとか支点とか、なんとか支社とかあろ?
 
僕:
 いや、そこまでは知らん..
 
伯母大笑い。
 
え?そんなに笑う所?
こんな所で、こんな感じに笑う人じゃなかったんだけどな..
母の事で、僕の気分が沈んでるから、そう思うだけ?
 
その後、場所の詳細を細々聞かれて、知ってる範囲で説明しました。
 
伯母:
 うん。わかった。
 これを、弟に言うてみよわい。
 
僕:
 うん。
 
伯母:
 分からん言うたら、うずらにお手間取らせて非常に悪いんじゃけど..
 
結局そう言う事ね。
お金唸るほどあるんだから、タクシーで行けばいいけど、
始めて行くかっての分からない所に、ひとりで行くのは不安だもんね。
伯母は昔から、母や僕の様に、単身飛び込む事はしないよね。
 
でも..
 
僕:
 いや、ほじゃけんね、1回で済む事なら行ってもええけど、
 補聴器屋さんは1回じゃ終わらんし、何回か行く事になるけんね..
 
伯母:
 え?そうなん?
 作る時と、取りに行く時だけじゃないん?
 
僕:
 調整で何回か通う事になるんよ。
 婆さんも、しばらくは何回も行きよったよ。
 その後もメンテナンスで行ったり、長い付き合いになるけん、
 近場で補聴器屋さんを探して、弟さんに連れて行って貰うたり、
 タクシーで行ける範囲の方がええと思うんよ。
 
伯母:
 うんー...
 △△市には、そのお店は無いの?
 
僕:
 それは知らんのよ。
 
伯母:
 他の補聴器屋さんも無いの?
 
僕:
 △△市では探した事ないけん、どんな補聴器屋さんがあるか全然知らんのよ。
 
伯母:
 ああ、そう言う事?
 
と、何故か大笑いする伯母。
なんなん?
きょうはちょっと、このノリはきついな..
 
僕:
 弟さんは△△市じゃろ?ほしたら、どこか知っとるかもしれんよ?
 
伯母:
 ほうじゃあねぇ..
 ほしたらまぁ、聞いてみよわい。
 
こんな感じで電話を終えました。
 
 
まだ油断はできないけど、やんわり押し返せたかな?
でもまた、言ってきそうな気がするな..
 
1回だけで終わる用事や、数か月に1度程度なら考えるけど..
 
それに、今回のこの「補聴器」を引き受けてしまうと、なし崩し的に、
色んな用事を頼まれるようになり、果ては介護までこちらに掛かりかねない。
 
伯母には悪いけど、僕が守るのは母であり、伯母ではない。
 
時々、母を伯母の家に連れて行くのは、母の話し相手になってもらうため。
伯母だと、僕の知らない思い出話が出来るかな?と思ったので、
時々連れて行っているのであって、そうでなければ、連れて行ってない。
 
最近は、その思い出話は殆ど無くなり、伯母は一方的に僕に向かって、
政治や社会情勢の話をしてくる..と言っても、伯母が一方的に
話してくるばかりなので、もう母を連れて行くの止めようかな..
と思ったりもする。
 
 
それに、伯母の様子がやっぱり少しおかしい。
 
ブログで書くので纏めましたけど、母の携帯に電話があった時も、
僕と電話で話した時も、小さなループを繰り返して、
少しずつ話が前に進み、更に大きなループで繰り返す..
 
なんかちょっと、人間性も変わってきたように思うし..
 
伯母宅に行くたびに、メモが増えて行っているのも気になる所。
メモを書いていても忘れる事があって困る..と言っていた。
まだ「忘れる」と自覚があるけど、多分自覚のない物忘れもありそう。
 
やっぱり、伯母はもしかしたら、認知症の走りかもしれない。
軽度認知障害か、それよりもう1歩進んだ状態なのか..
 
伯母には悪いけど、これ以上は、僕は首を突っ込む気はありません。
認知症疑いで病院に連れて行くかどうか、介護認定をどうするか..
それを判断するのは、伯母側の親戚がすべき事。
 
冷たいかも知れないけど、そこはドライに割り切らさせ貰う。
 
 
話を戻して..
 
電話で話している限りでは、伯母には、母のような耳の遠さは感じない。
耳鼻科でも「補聴器は要らない」と言われているのが、納得できる。
補聴器屋さんに行って聴力測っても、「必要ない」と言われそう。
 
伯母の「聞こえない」は、母の認知力が落ちた時と同じ
 
 理解できない
 
ではないのかな?そんな気がします。
 
伯母は補聴器と言うよりも、安い集音機で十分なのでは?
それでだめなら、改めて考えたので、良いような気がします。
 
 
さて、お寺参り問題と、伯母の補聴器問題。
 
この先、どう展開していくかなぁ..
 
 
 

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