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【天 気】曇り 一時 晴れ
【月 齢】7.6 / 小潮
【認知症】不調
【妄 想】通常
 
 
朝の様子はこちら → 謎現象
 
 
仕事が終わり、母に電話。
電話に出た母の声が、少し重い。
 
結構長い時間、昼寝とかしてたのかな?
 
「今日はまぁ、1日長かったです。」
 
「あっはははは(笑)」
「ほじゃけど、やっとお休みになりましたね。」
 
あれこれ話す。
ちょっと会話がちぐはぐだけど、まぁ気にしない気にしない。
 
「あ、今日はご飯食べとるけんね。」
 
あら珍しい。
本当に食べてるのかが気になる所だけど..
 
ゆっくり相撲を観よって下さいと伝えて、電話を切りました。
 
 
実家に到着。
母が出迎えてくれました。
 
なんか..うーん...
 
台所で、何かひっくり返したような跡があり、
見覚えのないカレイの煮物が、パック?からはみ出て置かれている。
 
他にも色々、朝と比べて変化がある。
何があったんだろう..
 
「なんかひっくり返した?」
 
「ああ、うん。」
「なんかいつの間にかおかずがあって、それもそこにひっくり返っとって..」
 
「これ?」
 
と、カレイの煮物を指差すと
 
「あ、うん。」
「多分、向このじゃとおもうんじゃけど..」
 
記憶が曖昧。
多分、隣が持って来てくれたのを、ちゃんと置いたつもりが置けてなかったのかな?
その後お昼寝して、その辺りの記憶が抜け落ちたかな?
 
煮汁を吸い取って、ざっと掃除。
カレイはどんな感じに落ちたのか分からないので、止めといた方が良いカモ。
 
お隣の煮魚、やたらと辛いんですよねぇ..
 
 
母の部屋に行くと、食卓が大胆に動いていた。
久し振りだなぁ..
 
押し入れの物を取ったのか、泥棒探しでもしたのか..
 
台を直していると
 
「今日は、なにやらお饅頭がいっぱいあるし、箱やらなにやら落ちとるし。」
 
それで台を動かして、色々探してたのかな。
 
カメラチェックはしてないけど、多分お昼寝してたんだろうな。
夢と混ざったのか、寝起きのグダグダの時に、幻視が出たのか..
 
よく分からないけど、何かが起きた事は確かかな。
 
 
母が、僕のおかずの支度を始めたので、お手伝い。
ふと見ると、お茶碗にご飯をよそっている..
 
「あ、僕はご飯は要らんよ。」
 
「ああ、ほしたら戻そうか..」
 
「まぁ、折角よそってくれたけん、頂きましょうか。」
 
「そう言えば、もうひとりのアンタも、ご飯いらんのじゃった。」
 
「僕は一人しかおらんなぁ(笑)」
 
「ほうよ(笑)」
 
まだ混乱が続いてる感じかな..
 
 
ご飯を頂きつつ、色々お喋り。
突然母が
 
「あ、今向こうで、お母さんと大きな男の子が寝よらい..」
 
向こうの部屋は見えない。
母の目には見えているのか、妄想なのか..
 
「あらほうかね。」
「あ、お湯が沸いたけん、見てこうわい。」
 
今日はなんだか結構、ぐだぐだ気味だなぁ。
何があったんだろう..
 
 
今日あった事を色々と聞く。
 
お隣は来たらしいので、その時にお魚を持って来てくれたんじゃないかな。
ウチは久しく、カレイを買ってないし。
 
「お隣は何か言いよった?」
 
「眼科に行くけん、ちょっと寄ってみたんじゃと。」
 
「眼科は近いんじゃろか?」
 
「あの..お店があろ?」
「まぁ、お店はどこにでもあらいな。」
「へへっ(笑)」
 
ノリツッコミ?
 
お隣は、バスで1区間の所の眼科に行っているようで、
バス代が180円上がったと騒いでいたらしい。
 
 
会話自体は、あまり違和感が無いんだけど..
 
ま、疲れが出る日だし、休みでダレる日だし、
昼寝してグダグダになったんだろうし..
とりわけ目立つ異常は無いから、まぁ良いでしょう。
 
 
食事が終わり母がお片付け。僕もいつもの用事。
その後は目ヤニを取り、テレビのタイマーをセットして
 
「明日は10時前後に来ましょうわい。」
 
と伝えて、実家を後にしました。
 
 
さて、明日はどうなってるかな。
今夜もしっかり寝てくれると良いけど..
ぐだぐだだったのが、ちょっと気になる。
 
明日は調子が戻ってると良いな。
 
 
 
ちょっと宣伝(笑)
 
別館で、ひっそりと書いている『愉快な社長』シリーズ。
そろそろ最初の山場に差し掛かりはじめ、やっと社長の本領発揮です。
もしよかったら、読んで頂けましたら幸いです!
 
 

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