●「諦めたくない」あなたへ。どん底から這い上がるための改善策


先日、あるメンバーさんからこのようなメールをいただきました。

 


お世話になっております。

最近負けが多くなってきて、本流を狙っているはずなのに色々考えてしまいます。

日足の本流を狙っているのだからストップまで待つべきか、負けないこと(ストップを建値におく)が大事なのか。相場に振り回されて資金を増やすどころか失っています。
そもそもエントリーするところではなかったのか、勝っている人と何が違うのかな、資金が少ないから無理なのかな、など典型的なダメトレーダーの思考に陥っています。

でも諦めたくはありません。今すべきことは何かアドバイスいただけないでしょうか。

よろしくお願いします。

 

 

 


Nさん、メールありがとうございます。
メールからは、具体的にどんなトレードをなさっているのかわかりませんが、私なりの考えを書いてみますね。


今の状況は、トレードを真剣に学んでいる人なら、必ず通る道だと思います。


「ちゃんと本流を狙っているはずなのに勝てない」

「ルール通りにやっているつもりなのに資金が減っていく」

「ストップまで待つべきなのか、建値に移動すべきなのか分からない」

「そもそも自分には向いていないのではないか」


負けが続くと、チャートだけではなく、自分自身まで信じられなくなってしまいますよね。


負けが続いてうまくいかない時に、多くの人が陥るのが、


「正解を求めてしまう」ことです。

 

 

 

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今回はストップまで待つべきだったのか?

建値に移しておけば負けなかったのに…

もっと早く逃げるべきだったのか?

いや、逆に我慢が足りなかったのか?


こうやって、1回1回のトレード結果に振り回されてしまう。



でも、トレードで大切なのは、
その1回が勝ったか負けたかではありません。





建値に移動したら助かるトレードもあります。

でも、建値に移動したせいで、その後の大きな伸びを取り逃がすこともあります。

ストップまで待ったから負けることもあります。

でも、ストップまで待つからこそ、ルールとして検証できる場合もあります。


つまり、
「建値が正しい」
「ストップまで待つのが正しい」
という単純な話ではないのです。

大事なのは、その判断にルールがあるかどうかです。






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Nさんはメールの中で、

『勝っている人と何が違うのかな』

と書かれていましたが、

勝っている人と負けている人の違いは、
チャートを見る才能ではありません。


大きな違いは、「負け」の扱い方だと思います。



負けている人は、負けた後にこう考えます。

「やっぱり自分はダメだ」
「次は取り返さなきゃ」
「この手法は合っていないのかも」
「もっと良いエントリーポイントがあるはず」

そして、どんどんルールが増えていきます。

ルールが増えると検証が複雑になり、
検証するのが嫌になります。



一方で、勝てるようになっていく人は、
負けた後にこう考えます。

「これは自分のルール内の負けだったのか」
「それとも、そもそも入るべきではなかったのか」
「エントリー前に、どこまでのシナリオを描けていたのか」

感情ではなく、検証に戻るのです。

ここが一番大きな違いかな、と思います。

 

 

 



また、Nさんは、

『資金が少ないから無理なのかな』

とも書かれていました。

たしかに資金量によって、エントリーできるロットや証拠金の増え方は変わります。

でも、資金が少ないから勝てないのではありません。

 

資金が少ない時ほど、資金管理が雑になると一気に苦しくなります。


資金が少ない人ほど、
 

「早く増やしたい」
「このままでは意味がない」
「もっと取らないと」
 

という焦りが出やすくなります。

でも、その焦りこそが、トレードを崩します。

 

資金が少ない時にやるべきことは、
レバレッジを上げて大きく一気に増やすことではありません。


まずは、減らさない技術を身につけることです。


2%ルールを守る。
分からないところでは入らない。
根拠が薄い時は見送る。
ロットを上げない。
自分が分かる形だけを待つ。


地味です。


でも、この地味なことを徹底できる人だけが、
資金が増えた時にも崩れずに戦えます。

 

 

 



負けが続いている時に、いちばんやってはいけないのは、
すぐに勝とうとすることです。

取り返そうとすると、視野が狭くなります。

「次のトレードで勝ちたい」
「この負けを戻したい」
「もうこれ以上負けたくない」

この心理状態が、更なる負けを呼んでしまうのです。

 

ですから、Nさんのような状態の時にまずやるべきことは、

 

過去のトレードを一つずつ見直して検証することです。


たとえば、ストップまで待つのか?すぐに建値に移動するのか?ですが、過去のトレードを検証して「損切りまで待った場合」と「建値で逃げた場合」、どちらが最終的に利益が残るかをデータ取りしてみてください。


これは私に聞かれてもわかりません。

自分のトレードと向き合って、データを出して、感情ではなく、数字を信じる訓練をしてください。

 

 

 



『諦めたくはありません。』

この言葉が出るうちは、まだ大丈夫!

今感じている「もどかしさ」や「苦しみ」は、Nさんが真剣にFXと向き合っている証拠です。
適当にやっている人は、そもそもこんなに悩みません。


そして、真剣に取り組んでいる人なら
トレードで心が折れそうになる…という経験は、
全員が味わっています。


思ったように勝てない。
 

勉強しているのに結果が出ない。
 

自分より後から始めた人がうまくいっているように見える。
 

資金だけが減っていく。

 

 

この時期は、本当に苦しいです。

多くの人がここで諦めてしまいます。


相場は、「知識がある人」を勝たせてくれる場所ではありません。


待てる人。
振り返れる人。
自分の弱さを認めて、修正できる人。

そういう人だけが、少しずつ残っていきます。



負けが続いている時に、
自分を責めてもトレードは良くなりません。

必要なのは、反省ではなく、検証と数字です。

 

 

「私はダメだ」ではなく、
「どの場面で判断が曖昧になったのか」

「勝てない」ではなく、
「自分が分かる形以外に手を出していないか」

「資金が少ないから無理」ではなく、
「今の資金に対して、ロットと損切り幅は適切か」


こうやって、

 

感情を一つずつ言葉にして、トレードの課題に戻していく。
それが、今すべきことです。


 

負けが続く時期は、
トレーダーとしての土台を作り直すチャンスでもあります。

苦しい時だからこそ、
自分のルールの甘さ、判断の癖、感情の動きが見えてきます。

 

 

 




Nさん、そして今同じように苦しんでいる方へ。

今うまくいっていないからといって、
あなたに才能がないわけではありません。

負けているからといって、
これまでの勉強が無駄だったわけでもありません。

一度立ち止まって、
負けたトレードを感情ではなく記録として見てください。

その積み重ねが、必ず次につながります。


今は、勝ちに行くよりも、見直すこと。


そこから、もう一度始めていきましょう。


 

 

 

 

 

 

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