「父」です。

また寝る前にB級映画を見ました。
『トリプルヘッド・ジョーズ』というアメリカの動物パニックものです。
原題は『3-HEADED SHARK ATTACK』で、ジョーズという言葉は含まれていません。
日本ではスティーヴン・スピルバーグ作品の『ジョーズ』の印象で、サメ=ジョーズと認識されているのかもしれませんね。
英語ではジョーズにサメという意味はないのに……

海外の作品を輸入するとき、日本人に好まれるタイトル『邦題』を付けます。
例えば大ヒットした『アナと雪の女王』の原題は『Frozen』。
まんま、凍らせるという意味です。
アナと雪の女王というタイトルも大ヒットの一因だったのではないでしょうか。

日本では、大ヒット作に便乗しようと名付けられた邦題がけっこう存在します。
その大半がB級映画です。
例えば『シン・ジョーズ』、『シン・ランペイジ』、『シン・宇宙戦争』など。
明らかに庵野作品を意識したネーミングです。
原題にはもちろん『シン・』は付きません。
邦題は映画の配給会社がつけているのだと思いますが、節操がないというか、プライドがないというか……

そういえば、冒頭で話に出した『トリプルヘッド・ジョーズ』ですが、なかなかのストーリー展開でした。
冒頭の舞台は最先端の海中研究施設のはずなのに、どこかの倉庫や事務所の廊下で撮ったような画ばかり。
サメがいるのに、なぜか海へ逃げ出そうとする主人公たち。
無事に陸地に着いたと思いきや、サメは陸上でも活動が可能だという驚きの展開。
最後は逃げ出した研究施設に戻る途中での最終決戦。
これぞB級映画!と言える作品でした。

最近、立て続けにサメ映画ばかり見ていたので、今度は恐竜映画でも見ようかと思います。
ジュラシック~ってB級映画もたくさんありそうだし。
楽しみだな~。