どうも、鳥母です。
明日はご先祖様が帰ってくる。そう、お盆です。
お盆って結構怪談を聞きますよね。
廊下でおじいちゃんとすれ違った。あれ?おじいちゃん、そういえば亡くなってた…みたいな。
鳥母、霊感ゼロです。
そういう経験さっぱりです。
なので?怪談やホラー、結構好き。
鳥父が以前お勧めしてた小野不由美さんの『ゴーストハント』も、もとはと言えば私が鳥父にすすめた本。
これの『死霊遊戯』『鮮血の迷宮』『海からくるもの』はマジで怖いです。
でも、もっと怖いと思ってる本があって…
これ。
九十九怪談。
みなさんの体験した怖い話を集めたもの。
そんなお話なので、一話一話は本当に短いです。
3ページくらいで一話読めちゃう。
で、コレの何が怖いかって…
不条理なところ!
フィクションのお話って、だいたい怪異に理由があるの。
この土地はこんな出来事があった、だから呪われている。
不幸な事故があった、だから幽霊が目撃される、といった風に。
原因部分を知れば、対処できるんですよ。
ですが、九十九怪談って、理由とかないの。
こんな怖いことがあった。終わり。
こういう投稿系怪談で怖いのは、小野不由美さんの本にもありまして。
コレ。
これもやっぱり読者さんから募った話を集めたもの。
で、ここから派生するのが私が人生で一番怖かった怪談、
です。
その分類、「ノンフィクションホラー」。
フィクションじゃないんだよ!
しかも、読者さんの投稿怪談からつながりを見つけ、取材して書いてるから、当然ながら地名なんかは伏せている。
「うつる」怪談、引っ越しても「ついてくる」怪談なんですが、それがどこの話か分からない。もしかしたら自分の住んでいる土地なのかも?
こ、これは怖い!!!
あまりに怖くて涼しくなる通り越して夜トイレに行けなくなってしまいます。
これは、一度読んだらもう読み返さない怪談。
そこまで怖いなら読まなきゃいいのに、思われる方もいるかも。
でも、未知の世界って楽しいですよね。
でも怖い。だから怪談は安全圏から楽しみたい、これが鉄則です。