先日紹介したゴーストハントは、1989年から講談社X文庫ティーンズハートで刊行された「悪霊シリーズ」をリライトしたものです。
ゴーストハントは、漫画化・アニメ化されていて両方とも見たんですが、アニメは原作7巻に相当する部分が描かれていないんですよね。
観たかったのに残念です。
角川文庫版も残すところあと2巻。
これからストーリーがどのように展開していくか楽しみです。
…何度も読んでるけど。

さて、残りの2巻を待つ間に読んでいるのが、講談社X文庫ホワイトハートから1994年に刊行された「悪夢の棲む家」です。


悪霊シリーズの続編にあたります。
前シリーズでは、主人公の麻衣の一人称で書かれていましたが、今作は三人称となっています。
最初は少し違和感を覚えましたが、じきに気にしなくなりました。
この「悪夢の棲む家」は、ゴーストハント名義でのリライトはされていません。
なので図書館で借りて読んでいました。
何度も借りて読みました。
しかも閉架書庫にしまわれていたのを、そのたびに取り出してもらったんです。
しまいには開架に置かれるようになりましたが。

私は同じ本を何度でも読みます。
記憶力が弱いのですぐにストーリーを忘れてしまい、新鮮な気持ちで読めるからです。
図書館で何度も借りるのも面倒なので、いっそのこと買ってしまおうと思ったんです。
しかしすでに絶版となっているので書店で買うことはできません。
Amazonで中古を買いました。
しかし、ほとんど読まれていないんじゃないかというくらいの状態の良いものが届いたので満足しています。

さて、ここまで書いておいて改めてゴーストハント残り2巻の発売日を調べてみたら、すでに先月発売されてるじゃないですか。
これは急いで買いにいかねば。