長すぎる大腸カメラ？！

内科専攻医トリおんなのブログへようこそ☆




前回記事には、これまでにない大きな反響をいただき、ありがとうございました。
皆さまの応援の声に、とってもたくさんのパワーをいただきましたおねがい
コロナに負けずに、いっしょに乗り切りましょう！






さて。

先日、患者さんに検査の説明をしていたのですが……



トリ
「入院中に、胃カメラと大腸カメラの検査を受けていただきます」




患者さん
「ふむふむ」



トリ
「胃カメラは、口から内視鏡を入れて○△※■…。大腸カメラは、●△※■…」




患者さん
「ん？ちょっと待ってください」




トリ
「はい？」



患者さん
「胃カメラも大腸カメラも、どっちも口から入れるものと思ってましたけど、違うんですか？」




はい、もちろん違います！！！
（こんな質問されたの初めてだった〜）



小腸だけで長さ6〜7メートルだから、大腸カメラを口から入れてたら、いったい何メートルのカメラが要ることか……！


（検査を受ける人はとてもキツいと思うし、それ以前に、技術的に難しいと思いますが）



トリ
「大腸カメラは肛門からですよー。

近いところから攻める！これ、鉄則です（キリッ）」

（何のこっちゃ）




患者さん
「へぇー！初めて知りましたー！
スゴイですね！」




ものすごく感心してもらって、何となくこそばゆかったトリおんなでした。


実際に検査を行うのは、私じゃなくて消化器内科の先生なんですけどね^^;


 
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