本日は奈良の大安寺で恒例のがん封じ笹酒祭りが開催
この大安寺の光仁会(こうにんえ)は「続日本紀」に書かれた‼
奈良時代の光仁天皇(709~81)の御忌法要
桓武天皇が文武百官を率いて大安寺で営んだものだそう
光仁天皇は、まだ即位する前、大安寺の竹林で「林間酒を温める」
風情を嗜み、その効果があって健康長寿でおられ62歳で帝位に
その後10年間、天下の悪病退散の祈りを重ねられ天寿を全うされた
この故事にあやかり、癌などの悪病を封じる法要が営まれ
青竹に入れて温められた笹酒(笹水)は祈祷後に授与
悪病=癌ということで「がん封じ笹酒祭り」と呼ばれるように
竹林の中で青竹を切り、お酒をついで温めて召し上がった♨
薪で暖を取りながら、竹を地面に斜めにさして温めたのでしょう
ワイルドですね~
アウトドアでやってみたくなりますね
さてそんな体験は日常ではできないよ~
という方のために「ふしぎな竹酒」という 本格焼酎 が
千葉県君津市の吉崎酒造さんから発売されています
最初に出たのは青竹入りで売津のお祭りで振る舞われました
ほんのり竹の香りが付いて美味しい
残念ながら盃は紙コップでした…
今は焼竹入りもあり、こちらは一輪挿しやオブジェに再利用可
注文を受けてから竹に詰め、3日目からが飲み頃
ぜひお試しください
電話でご注文承ります(有)鳥海商店