昔と比べて連休の過ごし方が変化している。昔は連休初日は時間に余裕があるように思えて、あっというまに残り1日と感じることばかりだった。そして連休すべてに予定が入っているようで入っていない日々。
この年末年始の連休はすごく一日を長く感じれているし決して無駄な時間を過ごしていると感じることがない。特に何もしていないのだが。
これは考え方が変化してきた結果なのではないかと思う。
買い物に行き、会計後の間の悪さに焦って、受け取ったお釣りを財布に入れることができずにカバンの中に投げ込む。
商品を持参した買い物バッグに詰め込むのだが、指先が不自由なせいか上手くバッグに収めらない。次の客が待っているわけでもなく、焦らされているわけではない。自分で勝手にプレッシャーを感じているだけである。セルフレジであればそんなことはない。人を待たせているということに恐怖感を感じているのだと思う。
昔から人の顔色を窺うことは多かった。そして他人に対して顔色を伺わせる事も多かった。克服したい自分の性格である。自分の事なので改善はできると思っている。
お店で買い物をしたあとに、車にのりこみ次の目的地や交通状況を調べたりすることがある。コンビニなどは余裕なのだが、個人店ではどうも店側に見られているような気がして、いそいそと出発してしまい効率が悪いことがある。見送ってくれる個人店は苦手だ。気持ちはうれしいのだが。
服飾店の入り口に自然酒試飲と張り紙が貼られていて、普段入らないお店なのだが釣られてはいってしまった。
店員の説明を聞くところ近年はアルコールをやっていて、新酒が入荷したから昨年の在庫と呑み比べができるので店頭で試飲をやっているそうだ。
呑んだ感想は値段ともに好みではなかったのだが、店員の長い説明もあって1瓶買って帰る。
神戸の街中から帰ってからの晩酌は、デパ地下惣菜やらで豪勢な晩酌となることが多い。チーズを多数買っていたのでワインの口だったのだが、服飾店で買った日本酒があるので、デパ地下で買った豆腐などの惣菜が主役になる。肴とあわせることで、購入した日本酒が上品で美味しいと感じる。上品な味の説明は難しい、身分不相応に思えてしまうのは上品な味である。普段買わない価格帯が影響しているのだと思う。
美味しいものを少しだけで生活したいといつも考えているが、食べ物をみるとガッツいてしまう。これも直したい自分の性格である。