今年の秋は何かしら忙しい。
毎週のようにイベントが入っているのに、一人でもやりたいことが多い。
今年よく感じているのが、勉強したい意欲である。
会社の自己啓発プログラムで、勉強したい人には教材を提供するサービスがある。
ただしサラリーは発生しないので、自分のプライベートな時間を使って勉強することになる。
教材の無料提供はうれしいので、さっそく申し込んだのだが、やはり腰が重い。
サービス残業をしているような気分に支配されてしまう。
ひとつのセミナーを受講したが、課題対応を含めても3時間くらいは掛かっていて、仕事と関連があると思うと、卑屈な気持ちになってしまった。
内容は私でも理解できて、血肉にはなると思う。
昨日、池田にあるカップヌードルミュージアムに行ってきたのだが、安藤さんの格言が展示されていて、見入ってしまった。
私自身、仕事とプライベートを切り離そうと考えていた思考に終わりを告げるステージに来たのだと、背中を押されたように感じる。
家族連れやカップルが多かったので、安藤さんの展示コーナーに見入っているのが少し恥ずかしかったけれど、充実した感を得た。
そんな体験をして、あらためて自分の勉強したい感を見直そうと、週末なのにPCのある書斎のデスクに座るが、何も始まらないまま、自分の中の葛藤で否定派が勝利する。
仕事、勉強という概念を抜け出さないと難しいようだ。
大股で進みたいのに、まだまだ小さな前進が続く。
日本酒が美味しいと感じ続けている。
先週も酒蔵に買い出しに行っていたのに、今週も行こうと思っている。お酒を買うお金にも、健康状態にも困っていないのに、すこし後ろめたい気持ちがしている。
社会的に、アルコールを摂取することが悪だと植え付けられているからだろう。
毎日食べて飲んでの生活が続いている。そんな生活を振り返ってみて自堕落な気持ちになる。他人からは何をしていたら満足なのか?と聞かれることがあるが、答えは持っていない。その瞬間毎に満足を感じていて消費してしまっているから、振り返ったときに、満足が残されていないのだろう。
過去の満足や思い出は必要としていない。今が大切だと考えている。
未来は見えなさすぎて、考えるだけ無駄だと思っているけれど、種を撒くことは嫌いじゃない。希望を持ちたくないわけではないのだと思う。
相変わらず自分の思考をまとめられない。
けれど、考え方を変えることができれば、思考をまとめることができると、まだ信じている。