後醍醐天皇 兵藤裕己著 | 寅月

寅月

(^O^)/


鎌倉幕府の意向を朝廷に伝える関東申次職を世襲していた西園寺家である。
西園寺家と幕府の結びつきは 
承久三年(1221)、西園寺家の祖 藤原公常が 
後鳥羽上皇の討幕計画を幕府に密告したことに始まる。
以来、西園寺家は幕府の威を背景として朝廷で権勢をふるったが、
■皇太 子尊治は 
当時の西園寺家の実質上の当主 実兼の末娘 禧子を「密に盗み取」って妃にしたという。
『花園院宸記』正和三年(1314)正月20日条にある。
22頁
■第2章 6章 宋学に基づいた政治は容れられなかった。
■8章 徳川家が清和源氏新田の血を引いているという物語の為に 南朝正統を説く。

西園寺公望
                            ◆◇
       『西園寺ってそういう家なんやな』って思っちゃいました。