■紀元前後頃のギリシア人博物誌家ストラボンは、
「銅貨一枚でガラスのコップが手に入るようになった。」
と 記しているが
安価な製品が量産できる背景には
壊れやすく脆いガラスでも、
こわれた物を集めてもう一度溶かせば、
また新たな製品を再生産できる。
シルクロードのガラス 55頁
古代オリエント博物館研究員宮下佐江子
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■岡山市の弥生時代後期(2~3世紀)鹿田遺跡でガラス工房跡が発見されており、この頃すでにガラスの製造を行っていたものと思われる
古墳の天文図も観測されたものでなく、輸入書物を写したそれだって言うし
情けないない。
情けないと感じてしまう勘違いで育ったことを
っていう今が
今を
■紀元前2300年頃にメソポタミアで発明されたガラスは、
ラピスラズリや瑪瑙を真似た代用品
とはいうものの 人間が作り出す美しい物質として、それらの貴石と同じように珍重され、高価なものだった。
栄光のペルシア 68頁
古代オリエント博物館研究員宮下佐江子