変性男子 竜女 | 寅月

寅月

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■大雑把に言えば、小乗仏教までは、まず自分が仏になることが理想であったが、
大乗仏教では”他を救う”という精神が主になり、
あらゆる生き者を仏に成すまでは自分は菩薩の段階でいい、つまり仏にならないことを本願とする。

そこでひたすら道を説く出家仏教者よりも 日常己家業に励みながら浄行を積む居士(在家)中心の仏教が広まることになったのだ。
 その精神で言えば、女は母になり子供を育てなければならない 
それには多くの煩悩 繋縛がともなうのは当然で
つまり仏になるよりも そうした女を生きることこそ大乗仏教の精神にかなうものであった。




だからそこでは、

女のほうが変性男子よりも実は格が上で、
女のくせに男のように梵行一筋に生きようとするのは 女としては女の下 、
男としては もちろん男よりも下というランクであったのである。

ナーガ(竜蛇)と呼ばれる水辺種族であった。
これは民俗学で明らかにされている。 砂鉄を採集して、鉄器を作ることを知り、ゴータマとのかかわりは深く、
                                139頁   第三章 西欧の没落
                                青江舜二郎著 石原莞爾   
                                      昭和48年10月
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書いた年代見ようと 後ろの頁をめくったら
■ しかし近代史の方は不得手だったのか不用意な誤記が目立つ
                          解説   村松剛
とあった。
                              
  まだ4章の途中だけど
作者の視点を示す記述ばかりが印象に残りました。
誤記だか誤解で組み上げた主張と見なきゃいけないんやろうか
種に広げる世界像の面白さを  って話なんかな?