光源氏の女遍歴の背景
丸谷】
若紫」 少女誘拐 ナボコブの『ロリータ』
古代以前の習俗と中世に近くなった古代の現実との衝突を紫式部という人は書いた。
古代的なものへの懐かしさを書いた。
「若紫」を読むと
われわれの歴史のうんと古いところにはには略奪婚があったろ言う気がします。
折口信夫
摂政とか関白の気持ちで演じてはだめだ、そうでなくて帝である、
天皇であるという気持ちで光源氏を演じなければいけない。
天子は数多くの優れた女の呪力によって統治する。
古代信仰的なものが何枚ものフィルターを通過しながらも紫式部のところに伝わって
「もののあはれ」 「色ごのみ」
儒教と仏教に攻め立てられて もう滅びそうになってる日本の古代習俗
大野】
儒教も結局、女には人間としてのちゃんとした位置を与えていないし 仏教も
光る源氏の物語 上
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『女の呪力を得て』って納得、目から鱗が落ちました。 付加される側なわけだ。 甲斐性云々の本質も語ってそう
『自傷と同じやろう』と見える痛ましい事件だったりも、消えようとしてるんではなくて、伸びようとする衝動なわけや
呪力を欲する行為としてあるわけですわいね。
『光る源氏の物語』で活写されてる光源氏のドラマ化・舞台があるんじゃないかと思った。
見つからなかった。
丸谷才一さんは源氏物語 全体を文章にしてないのかもしれない。