陳玉娘(ユーニャン)…アンジェラベイビー(櫻井智)
東インド貿易会社 フレミング侯爵…ピーター・ストーメア(小川真司)
見識のない年寄大叔父…フォン・ツイファン(樋浦勉)
怪僧瘋和尚 …ダニエル・ウー(三木眞一郎)
楊露禅と陳玉娘の婚礼の日、陳家の長男栽秧が戻ってきた。
兄弟、親戚 村人と喜びをあらわにする中、長興は別のものを見ていた。
婚礼の翌日、不吉を知らせる鐘が鳴り 陳家溝では不安が広がる。
長老たちは、栽秧を当主に立てようとする。
栽秧の動きを知っていた長興は、露禅と試合をさせた。
そこで、人々を驚嘆させた栽秧の剛拳の正体が露わになる。
栽秧は、 方子敬の手先になっていたことも明かした。
村を去る栽秧
は 陳家の千年山芋を与えられた。
天津に戻った栽秧は、方子敬が約束を果たしていないことを知った。
研究所は差し押さえられたままであるのみならず、今回の失敗を罰するとまで言う。
妻にもそれが及ぶと聞かされ、
露禅が天理教の生き残りであることを口にしてしまった。
子敬は、フレミング侯爵の出資で官位を得ていた。枢要に金を渡すことで実権に近い力も得ていた。
近衛兵と最新鋭の大砲を連ねて、陳家溝討伐の指揮を執る。
降伏を言う長興だったが、露禅と玉娘の引き渡しは拒んだ。
長興 露禅、玉娘が大軍に取り囲まれている時、
栽秧が駆けつける。
一人乗りの戦闘爆撃機だった。
陳家溝討伐の不当を訴える人脈をもとめてのことだったが、
居合わせた惇親王がそれを叶えた。
惇親王】その拳に名はあるのか
露禅】わが村に伝わる拳故 ただ陳家拳と
惇親王】陰陽を融合させ 万物と呼応する まさに太極の道理
今後は太極拳と呼ぶがよい。
陳家溝に平和が戻った。
栽秧も居場所を得た。
end
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
内家拳の習熟で露禅の三花聚頂が消えていく様が良かった。
~心眼が開き、囚われない判断力を身につけていく
鋭利っていうんじゃなく
果断で動かす大きさに惹きこまれました。
惇親王の侍女たちが2階から衝立に飛び乗って小走り
天女のように軽やかに( ̄□ ̄;)
物語がありそうです。ヽ(゚◇゚ )ノ
劇中、女性って存在を豊かと定めてるふうでした。
予告編
フレミング侯爵は東インド会社を辞め
人体極限研究に勤しんでるらしい。
運びこまれた方子敬は どうなっちゃうんだろう?
栽秧みたいな起死回生はあるんだろうか?