脚本 若松孝二 掛川正幸
監督 若松孝二
隊長 三島由紀夫・平岡公成:井浦新
初代学生長 持丸博:渋川清彦
2代目学生長 森田必勝:満島真之介
隊員 古賀浩靖:岩間天嗣 小賀正義:永岡佑
小川正洋:鈴之助
日本社会党委員長・浅沼稲次郎を刺殺した少年山口二矢:タモト清嵐
三島の妻平岡瑤子:寺島しのぶ
三島】今の日本は変えなければなりません 絶対に その時は私も皆さんと一緒になってやります。必ず先に起ちますから。
____B】先生もご存知のように我々は政治には関わりがない.。
実は部隊を動かす防衛庁の課長ポストは 殆どが出向してきた警察官僚に握られてるんです。
2・:26事件が成功しなかったのは 日本が既に近代国家として成熟していたからです。 軍隊に依るクーデターというものは発展途上国にのみ有効な政治手段だと 私はそう思いますが
盾の会 会合
演説
平岡公成】自民党というものはだ 警察権力をもっていかなるデモをも鎮圧できる自信を持ったからだ。
治安出動はいらなくなったんだ。治安出動はいらなくなったんだ。
治安出動が要らなくなったんで 既に憲法改正が不可能になったのだ。
諸君は去年の10・21から後
諸君は去年の10・21から後だ
もはや憲法を護る軍隊になってしまったんだよ。
自衛隊が20年間、血と涙で待った憲法改正ってものの機会ってものはもう無いんだ。
もうそれは 政治的プログラムから外されたんだ。
遂に外されたんだそれは。
どうしてそれに気がついてくれなかったんだ。
去年の10・21から一年間 俺は自衛隊が熾るのを待っていた。
もうこれで憲法改正のチャンスはない。
自衛隊が国軍になる日は無い。
健軍の本義は無い。
それを私は最も歎いていたんだ。
end
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登場人物に魅力を感じませんでした。
私にしてるようにしか見えませんでした。
そこが面白かった気もします。