見ると横たわった妻神の全身に蛆がたかり、声は嗄れてむせびふさがって苦悶の態、
頭に大雷・胸に火雷ほのいかづち ・原に黒雷・陰所に折雷さきらい 左手に若雷 右手に土雷・左足に鳴雷・右足に伏雷と身体各部に八つの雷神が化成していた。
これは妻、伊邪那美命が黄泉の国の食物を食べて黄泉の国の者に化したのを
顕界につれもどすために、
ふたたび顕界の神に化身するために
身体から一切の黄泉のものや火神にやかれて死んだ火神の霊を排除する溜めの荒業を行ってるところであった。
P-150 日本神話を見直す 水野祐
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伊邪那美命の正体を見てしまう場面と思ってたけど、
正体云々じゃなくて、作業途中の恐ろしい場面に魂消たって内容だった。
黄泉比良坂の呪詛だって哀しい
黄泉から戻った伊邪那岐命が川で禊した時、八十禍津日神 大禍津日神を化成したくらいだから、
黄泉で食事をとった伊邪那美命が八つの雷神を生じさせるくらい当然だ。
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日子穂穂手見命が 豊玉毘売に去られるのも『見るな』って言われてたのに見ちゃったからだった。
玉依姫神(トヨタマヒメの妹)に嬰児を養育してもらう事になった。
驚いた後に理解し 迎えに行ったとしたら・・・
傷ついた側は赦せないのかもしれない。
・(><;)
その傷を知るっていうのは 難しすぎる。