柚木等:笠原織人
柚木悦子:遠山景織子
柚木善郎:尾美としのり
浦野智子:奥村夏未
小学6年生の柚木等は友達が一人もいなかった。その淋しさから人形を作る。
人形にのめりこむ様を心配され 学習塾に通う事になった。
思いがけず 友達ができた。
互いの家で勉強しようという申し出を受けた。
等は人形を隠して迎える。
そして 人形を捨てた。
*
学習塾でできた友達は理想的だった。
楽しくなる等だったが、家のなかに怪しい影を見るようにもなっていた。
或る夕
ひとりで家にいた等は人形に襲われる。
等は人形に一所懸命謝る。
許した人形が身を離した隙をついて、椅子で殴り
人形の躰をバラバラにすることができた。
*
帰宅した両親は、肩から血を流し,うなだれる等を見て驚く。
end
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
『雪山に閉じ込められた男が、死んでしまった友人を外に埋め
るのだが 目覚めるたびに 死体が傍らにある。』っていう怪奇譚を思い出しました。
友達が欲しかった等の切実。
人形を作り、人形を捨てざるを得なかった。
裏切った痛みの激しさは 整合性を欲する彼自身が求めたものなのでしょうか
等が作った人形の容姿や機能にも意味がありそうでした。