思い出の差し押さえはやめて!隠し財産は私が暴きます! 演出 長沼誠
堂柿 三津男(65)(健康食品輸入会社堂柿ヘルシーフーズ元経営者) - 西岡德馬
福留 郁己 (56)(人形焼寅助経営者) - 山崎大輔
永友 連 (32)(ホストクラブ経営者) - 天野浩成
栗本 忠幸 (52)(衆議院議員) - 中丸新将
堂柿 三津男は 消費税を滞納したまま 事業は休業状態 4年前に亡くした妻の墓参りしかしていない。
年金で暮らしを送っていた。
消費税と滞納税との合計 6,001,400円を差し押さえで徴収することになった。
堂柿が住む自社ビルは、銀行の担保になっている。
果たして・・・
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鈴宮は堂柿の24時間を監視することで、開きフロアの賃貸を摑んだ。
鈴宮】やっぱり 家賃収入があるんですね
堂柿】ありませんよ ただで貸してるから
鈴宮】はぁ?
堂柿】ボランティアですよ
鈴宮】じゃぁ 連絡先を教えてください
堂柿】ぅ~ん 聞いてません。
堂柿 三津男は 墓石に金庫をしつらえていたのだった。
end
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開き直る堂柿の顔が別人のように怖かった。
台詞じゃなくて顏そのものに恐ろしさがあった。
西岡德馬さんの作る落差が凄い。
Collection 01でも言ってたけど、税金は所有が移るんじゃなくて、
納税者の手元にあるのは預かってる状態。
個人が無から作り出したわけじゃなく
日本で行うというのは、機構に乗って行った事であり 払わないと言うのは無賃乗車みたいなものなんだ。
堂柿】俺にはもう 妻との思い出しかないだよ
鏡】それこそ詭弁だろう こんなに金があるんだったら とっくに買い戻せたんじゃないのか
あんたは 奥さんの死を切欠に税金を払わなくなったかもしれないが
溜まっていく金を数えてるうちに ばれるのが怖くなったんだ。
今じゃ私腹を肥やすことしか頭にない。
鏡】墓は無事だ いつでも入れるぞ
↑要らん台詞だった。
これあると 鏡が正味糞野郎に見える。
弱者を傷つける事に力入り過ぎ。
妻を亡くした老人が他の誰とも関係を結べず、金に縋りつくのは見易い道理。
亡き人の存在感が 日々に疎くならなかったら狂人だわ
堂柿の抱える根本原因に触ろうともせず 職務の内側に篭ってるのが鏡だ。
人としてあって欲しい姿で生きていない。
鏡のような生き方が、堂柿を病にしてるのに恥じてない。
完璧でない自覚を変な風に転化しない鈴宮の姿勢の方が 正しく思えます。
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木南晴夏さんのつくる疑いのないシンプルな笑顔が カワイかったです。




