道彦】摩子
繁】どこまで卑劣な人なんだ
摩子ちゃんは完全に被害者だ。
みね】私が油断したのがいけなかったんです。
摩子が年頃になるにつれて あの人の摩子を見る目が 普通でなくなっていたのに
まさか血縁のこの子にまで そう思ったのが甘かったんです
淑恵】大丈夫ですか伯母様
みね】この人に触れるのは何年振りか
死んでまで苦労かけて
でもやっと解放された。
もう胸の奥の炎に焼き尽くされることもない。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
●
摩子も淑恵も 和辻を継がせる者として 仕込むべくそばに置いていた。
Wの刻印を持つが殆どどうでも良くなった淑恵には 足を揉ませながらの薫陶だった。
りつは、
さつきの偽りを受けて、
20を過ぎた摩子を後継者と見極める様子を与兵衛の好色と解した。
深く頷いてしまう。
和辻のその他大勢とされる兄弟が与兵衛を見る目と 伴侶のそれが変わらない。
和辻家当主は孤独だ。
その伴侶も
^皿^)
●摩子】もう自分を汚して平気だった可哀想なあたしじゃないんです。
今度汚らわしい事をしようとしたら
強制猥褻罪で警察に突き出しますから
摩子は舞台で踊ることで、
さつきが売春で得ていた分を得ているらしい。
DVの後遺症もなく、バレーのレッスンを長年受けていた摩子ならではだ。
可哀想なさつき・・
大叔父に襲われたって嘘を平然とつける。
鬻いでいた身には 恥ずかしさなんて痛みのうちにはいらないのでしょう。
摩子なら思いつかず示唆されても口にできないだろう。
●
綺羅々】じゃあ何?摩子】あの曲のターン 綺羅々さん凄い綺麗で あたしがやるより良いと思うから
どうですか
綺羅々】別に いいけど
摩子】お願いします。
綺羅々】人がそんなに簡単に変われるもんか
白鳥は汚れていくことができても カラスはきれいな白鳥にはなれない
摩子に浴びせた言葉だけど、綺羅々自身を言う様でもありました。
●15分づつ見てもいいくらい 45分がたっぷりでした。