皆さま、こんにちは!!!
本日は、先日読んだ本の中から、「なるほど・・・そういうものか、、、」と妙に納得した内容をシェアいたします。
この本です。
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伊藤祐靖著 文春新書
「国のために死ねるか」
著者は、海上自衛隊の「特別警備隊」創設にかかわった方であるが、特殊部隊に配備された後、周りの仲間から「コイツとは、一緒にやれない!」と言われてしまう人間が出てきてしまうそうなのである。そして、その原因を探っていくと「自分に対する信頼」の欠如だとのこと。
その部分を以下に引用いたします。
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特殊戦の教育を一期二期三期と重ねていくにつれ、露呈してきた一つの問題があった。
教育を終え、能力判定をクリアし、実戦配備に就けても、はじかれる者が出てきたのだ。仲間から「あいつとは、一緒に行かない」と言われてしまう者が出てくるのである。
・・・・中略・・・・
いかなる状況であっても、仲間と感じ合う能力が求められる。
この能力を発揮できる否かは、教育・訓練で伸ばせる部分もあるが、最終的には素養だ。私は心理学に通じていないが、その素養とは、ありのままの自分を晒せるか晒せないかだと思っている。
・・・・中略・・・・
ちょうどこの問題が深刻化してきた頃、判別方法が見えてきた。実は、以前から薄々気づいていたのだが、素養のない者が何に弱いのか判ってきたのだ。彼らは、自分を信じることができないのである。
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重要なのは、自分を信じること=自己信頼=自信